土屋鞄製造所 Naturaヌメ革 ドキュメントケース

レーツェル口調バトンも4日目だ.このような面倒なバトンはとても他人に渡せないと思ったものだが,本当に面倒なバトンだな.

大晦日に鐘を突き,煩悩は落としたはずだったのだが,正月三箇日にもらったダイレクトメールで物欲に襲われた.友人に「ほしい革製品があるのだ」と伝えたところ,煩悩は108つもありますからねー。物欲を落とし忘れちゃったんですね...嵓革製品て、なんですか?馬具、とか?と返事が返ってきた.友よ,なぜそこで馬具が出てくるのだ?確かにトロンベに新しい馬具を買ってやっても良い頃だが.

失礼,別にレーツェルになりきる必要はないのだったな.

結局,革製品は買った.何かと欲しい物を挙げていることは多いが,結局買わないことが多いので,こういうことは珍しい.その「買ってしまった革製品」というのがこれだ.

土屋鞄のナチューラ ヌメ革 ドキュメントケースだ.

今の仕事は,電話一本で書類を持って各部署へと出かけていくことも多いのだが,持ち歩く書類がほとんど機密書類なのだ.抜き身で持ち歩くわけにもいくまい.だが,社内と言えば社内なのだ,外に行くときのように鞄を使うというのも面倒だ.故に,この部署に来たときから,ドキュメントケースを探していた.だが,文房具店に売っているいわゆるドキュメントケースはポリプロピレン製の透明な物が多く,用を為さなかった.それに,どうせ持つのだ.値が張っても良い物を持ちたいというものだ.

そこで,革製の物を探していたのだが,需要がないのだろうか,案外見つからないのだ.有楽町の無印良品で有楽町店限定の品を見つけたのだが,封筒を革で作ったような形をしていて,私の眼鏡には適わなかった.

そのまま諦めて,勤務先で余った紙製のフォルダを使っていた時に,ちょうど土屋鞄からこの新製品が出たのだ.高い,とは思ったのだが,待望の,でもあった.ゆえに,買うことにしたのだ.

届いた品はシボが無い革で,思っていたよりも固い作りだ.考えていたよりも大きかったので,少々失望を感じないでもなかったのだが,抱えて歩いてみるとしっくりくる.悪くないものだな.

中にはペンを1本差すところが付いている.私が普段持ち歩いているロールペンケースを入れようとすると太すぎて膨らみができ,あまりスマートではない.こういう物は,薄くかっちりとしたケースか万年筆一本というのが似合うのだろう.

革紐はまだ固く,巻きづらい.これが柔らかくなる頃にはちょうど良い風合いになることだろう.

机の後ろの棚にちょうどいい隙間があったので,今は一緒に付いていた袋の中に入れてしまっている.

末永く使っていきたいものだ.

日時: 2009年1月31日 | 雑記 |

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