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2013年12月

2013年12月12日

ダーツカードを作った

10月最初の週にTwitterのフォロワーさんにダーツに連れて行ってもらい,「1ゲーム100円でこれだけ遊べるなんて安上がりじゃないか」と気に入って(基本ケチ.そして1ゲーム100円だけで済む所はあんまり無いと後で気づく),スパークのアフターでもっかいやった後,富山でも行くといいよーと言われた.それで,思い切って富山のダーツバーに入り,土曜に一人で黙々と投げてたら,

店員さん
練習ね.R8中にトリプルの輪っかの内側から1回でも外したら帰ったらダメ
Sousui
ええ?!

外すたびに「バカヤロー!下にいっとるやないかい!」とか「俺,先に帰るから~」とかからかわれながら5回目ぐらいで成功しました.んで,

店員さん
とっととマイダーツ買ってきた方が上達早いよ.
Sousui
どこで売ってるんですか.
店員さん
バンビ(=おもちゃ屋)にたくさんあるって.

バンビ!懐かしい.中央通りから無くなってからとんと縁が無いよ.あそこでよくダイス買ったんだよなぁ.

ってことで,その足で素直にダーツ見に行ってみたのですが,分からん.フライトとバレルとシャフトとチップを買えばいいというのは分かるんだけど,どれを買えばいいのかさっぱり分からず.結局,ネット見てS-DARTSというお店の超初心者セットというのをポチりました.

んでですね,こんだフォロワーさんがダーツカード買って楽しそうだったので,欲しくなっちゃったんですね.うん.というか,自作したくなったんですよ.けっこうネットには作り方が書いてあります.「フライトマニア」の「ダーツライブカードをカスタマイズ!」というページが分かりやすかったな.んで,他の情報もちょろちょろ集めてみると,最初に絵柄を削るのは「元の柄が透けないようにするため」と,「後でフィルム貼る分厚くなるからその分を削っておく」ってことみたい.ところで今まで遊んでみたゲームのメニュー画面見るに,ダブルスっていうのをする時にカードを2枚重ねて挿すみたい→ダブルスしなきゃ(削んなくても)貼るだけでよくね?ICチップみたいだし,2枚差しで読むってことはフィルムラベル貼ったぐらいでも読み込み支障なくね?(つまり,削るのめんどい)

ちょうど最近,親がPCとインクジェットプリンタ(WiFi機能付き,楽ちん万歳!)を買い換えてたのと,家電量販店にフィルムラベル売ってたので,これもなんかの縁だろうと思って,えいやっとダーツライブカードを買ってみた.そして試しにスロットに入れてみたら,自分の行くお店の機械だとスコンッと落ちるだけだったから(そりゃ2枚させるようになってるんだから当たり前だ),ちょっとラベル貼ったぐらいで剥げ落ちたフィルムが機械に残って困るってことも無さそうだった.自作計画始動

まずデザイン.

売っているフィルムラベルのシートはA4で,貼ってからカードに合わせて要らない縁をカッターで切り取るから大きめに作る.カードはだいたい54mm×86mmなので,A4で9面取れるように70mm×99mmの中にカードサイズのガイド(画像だと水色の線)を引いて,中をデザインする.印刷不可能領域の事考えてなかった事に後で気づいたけど,どうせ余白になるし,気にしない事にした.

貼る位置がシビアになるのでぎりぎりにはでざいんしないことにし,2mmほど内側にしたけど,もうちょっと余白サイズは合った方がいいと思う.

あと,カードサイズに貼る時に位置合わせの線が無いと辛いなと思ったので,カードよりちょっと大きいサイズの四角を描いておく(画像だと灰色の線).これもカードより2mm大きく取ったのだけど,もっと取ってあった方がカッターで不要部分を切り抜くのが楽だったように思う.


デザインができたら,これをA4サイズ9面に面付け.


後で思いましたが,これ,A-oneのラベル屋さんみたいなソフト使ったら楽だったと思う.具体的には,

  1. A-oneでラベル用紙を検索してA4用紙に9面の用紙を探す.たとえば「51584 POP REVOLUTION POPカード」というのが見つかる.(これ,生産終了しているけど,印刷データ作るだけなので,ラベル屋さんにデータがあればいい)
  2. その用紙の1片のサイズでカードデザイン.上記の用紙だと,一片サイズは63mm×92mm.
  3. デザイン後,ラベル屋さんで読み込めるJPEG or GIF or PNG or BMPで書き出す.
  4. ラベル屋さんで51584の用紙を指定し,書き出した画像を全面に配置→印刷.

ラベル屋さん,web版もあってインストールしなくていいからけっこういい方法だと思う.

データができたのでフィルムラベルに印刷します.

自分は,「インクジェットプリンタ」「下地が見えないヤツ」「トップコート買ってきても他に使うアテが無い=保護ラベルもセットになったヤツ」という条件から,「A-oneの品番28875 手作りステッカー:下地が透けないタイプ 印刷用ホワイトフィルムラベル+保護用透明フィルムラベル:A4判 ノーカット」を選びました.

印刷用の光沢のある白い用紙に印刷したら,上の保護用透明フィルムラベルを気泡が入らないように貼っていきます.って,思いっきり気泡入れて3枚ダメにしましたけどね.ふははははは,なぜ複数枚印刷したかと言えば,このこと有るを予想したからだ!最終的に1枚生き残れば良かろうなのだ!生き残れ1枚!

保護フィルムを貼った状態.この段階で透明フィルムが2,3mmずれてたんだけど,どうせ切り落とす部分だから,その辺は気楽.

良さそうな1片を選んで,灰色の補助線よりも大きめにカットし,位置を合わせてカードを置いて,要らない部分をカッターで切り取ります.シールは一度にははがさず,カードの内側1cmぐらいに剥離紙だけはがれるようにカッターをすーっと入れて,まずはカードの端を貼ってから,後で全面をはがしてます.

ここが一番難しかった.結局,補助線引いてあるのは表だけど,最終的には裏面からカードを置いてカットしなければならないから.折り目つけたりして目安にしたけど,ちょっと斜めになってしまった.これは裁縫か工作でやるみたいに,表からカードを置いて,カッターでぶすっと裏面まで刺して見当になる穴を開け,裏面に改めてさしで線を引いてからカードを置いた方が良かったかもしれない.

できあがり.

作っといてなんですが,よっぽどうまくしないと透明保護フィルムが綺麗にぴったりならないので,手作り感満載になります.その点はトップコートをスプレーする方がやっぱりいいのかな.強度的にどっちが上かは分かりませんが.あと,カッターも奇麗に入れないと残念なできあがりになります.

でも,せっかくだしダーツ屋みたいな暗いとこならあんま気にならないからしばらくこれで行きます.(基本,大雑把な人間です)

どのカードスロットでも使えるものか,ダブルスができるかは不明です.普通には使えてます.

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| 雑記 |

2013年12月31日

カルトナージュしてみたかったん.

皆楽しそうだったのとちと目的があって,S.H.Figuarts スカイハイ 通称アーツハイさんをお迎えしました.

うむ,持ち運びように箱を作らねばならぬな(運ぶんか).というわけで,前からやってみたかったカルトナージュをしてみることにした.お手本はSTUDIO PACOT初心者向けカルトナージュの作り方 -布箱の基本-です.

ところで,ハイさんはジェットパックの厚みがけっこうある.ので,これが填まる発泡スチロールを下に敷く事にする.何かの梱包材で入っていた緩衝材がちょうどいい厚みだったのだ.

ハイさん置いてみて四隅に印付けて油性マジックでゴリゴリ線を引く.32mm×30mmぐらい.

苦労するかなと思ったけど,普通のカッターの刃が簡単にプツっと貫通したので,そのままゴリゴリ穴を開ける.

しめしめ,上手く填まったぞということで,ハイさんを置いてから箱の内寸を決める.70mm×176mmってことに仮決めしてマジックで線を引いてもう一度ハイさんに横たわってもらう.いい感じ.

箱を作ります.うちにあったからという理由で段ボールで作るという暴挙に出たけど,たぶんちゃんとしたボード使った方いいです.なんでかっていうと段ボールは側面が穴だらけで接着剤の付く面が小さくなるから.

この段ボールは厚みが2mmほど.側面は全部底面の上に乗せる設計.なので,左から底とフタが74mm×180mm,長辺が50mm×180mm,短辺が50mm×70mm.

木工用ボンドでペタペタ貼ります.短辺付けようとしたら見事にサイズがずれてたので,もっかい内寸に合わせて切る.

段ボール使ったせいでボンドが心許なかったので,各辺を補強します.うちにあったからという(中略)アイロンで付く裏打ち用紙使いましたが,ここ,本当は水貼りテープですよ,皆さん.水貼りテープ使うんですよ.

箱に布を貼っていきます.

ハイさんのために布は買ってきたんですよ.んで,薄目の布だったのと,土台が段ボールで箱の筋が見えそうな気がしたので,必殺裏打ち用紙を貼ります.これは,側面をぐるりと一周するので,幅52mmの長い裏打ち用紙を貼ります.段ボールとの接着面だけに付けるので,上下10mmは布だけにしときます.この方が端を折り込む時楽だと思う.十分一周するぐらいの長さにしたら――

一面ごとにボンド塗って貼っていきます.一周したら,布がぼそぼそしないように端を折ってから箱に貼り付けます.

下にはみ出た布は底に貼ります.あんまり厚みが出ないよう角は三角に切り落としてから貼ります.箱の端ギリギリまで切り落とさないようにするのがみそ.

上の布は箱の内側に折り込みます.へらも使ってピシッと.

長辺は1辺だけ残しておきます(写真の奥側の布).これはちょうつがいになります.

裏打ち用紙にフタ用の段ボールを当てて同じ大きさに印を付けて切る.

で,その裏打ち用紙を布にアイロンでペタッと貼って,のりしろ周りに10mmほど作って目分量で切る.←根が適当.

フタに布を貼る.さっき角を三角に落とすと書いたけど,こういうことです.あんまりぎりぎりまで切ると段ボールが隠れきらなくなるのでほどほどに.

蝶番にするため残しておいた布にフタを接着.さらに蝶番の内側から幅25mmぐらいの布を貼って補強.

あ,いつの間にかレースくっついてますが,買ってきて木工用ボンドで貼っただけです.ボンドは乾くと透明になるので,レースの穴からはみ出ても気にせずにベタベタ貼ります.

接着した蝶番の所に重ししとく.本と携帯入れたらぴったりだった!

箱の内側に貼る布を用意する.今回,底は発泡スチロール敷くから側面だけに貼る事にする.←面倒くさがり

内寸を測り直して裏打ち用紙をその大きさに切る.で,布に貼って,のりしろ取って布をジャキジャキ切る.

ヘラで折り目をごりごりやって――

ボンドで貼った.けど,これ面倒くさかったから両面テープで良かったな(後述).

できあがった内側用の布を貼る.

ちょっとでかかった!はみ出た!

見なかった事にする.(大雑把)

フタにポケット付けようと思ったのですよ.

で,箱の内寸計って,それをできあがり寸法にして,幅をプラス30mmして裏打ち用紙を切る.写真だと裏打ち用紙の鉛筆の線から上ができあがり寸法.これを鉛筆の線のところで折ってポケットにしようという寸法である.

布に裏打ち用紙貼ったら,のりしろ5mmぐらい取って布を切る.

で,両面テープで端を処理.うわー,両面テープ楽だ~!ええと,この両面テープの方法は元々ブックカバーを作った時に本に書いてあったのです.

そうそう,写真でも開いている通り,ポケットの左右の端は両面テープ貼りませんよ.

ポケットの内側に貼るための布を準備.差し込めるぐらいの単なる長方形です.これも端は両面テープ.

裏打ち用紙は薄いので,角はこんな具合に両側から布を斜めになるように立ち上げて,切ってしまっています.

で,両面テープを三方に付けて,テープを付けなかった面をポケットの奥に差し込みます.

で,ボンドでフタの内側に付けたわけですが,これも両面テープで良かったわー.

持ち運びなのでフタがパカパカしないようにゴムを付ける.

奥行き180mm+高さ50mm×2=280mmぐらいにゴムを切る.底に貼る分で短くなるからそれぐらいでちょうど良かろうという目論見である.

余ってたので裏打ち用紙で端を底に貼ったったー.

後は底に長方形の布を貼ってモロモロを隠してしまえばできあがり.

できたよ~.

棺桶?

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