工場要塞前に敵が展開しているのは4エリア.2エリア分を波動砲で粉砕して道をあけ,残りが襲ってきたら相手する事にする.波動砲のための位置取りをしている間に動かれたら厄介だと思ったが,守備部隊だけに動くことは無かった.それどころか,開いた道を進むヤマトに襲ってくる事もない.おめぇら,仕事を放棄しとるな.
要塞から爆撃機や雷撃機が出てくるのでブラックタイガー隊を出して応戦する.白兵戦になりそうな予感がしたので古代は出撃させなかった.HP 的には加藤を白兵戦に出したいところだが,それだとブラックタイガー6機出せないからなぁ.古代のコスモゼロだけ出してもしょうがないし.なぜ古代はブラックタイガーを率いることができないのだ?まぁ,問題なく戦闘は終わった.太田がレベルアップ.
邪魔が無くなったので主砲で要塞を砲撃するも,まったく効かず.バリヤーがあって主砲のエネルギーを吸収してしまっているという.だが,バリヤーには艦載機が出てきた穴があるはずだからそこから侵入しようということになった.ほらな,やっぱ白兵戦だ.南部が勇んで侵入の志願をする.
屈折してるね,南部君.もう1人の固定メンバーは南部の心意気に感じ入ったという工作兵・アナライザー.残りのメンバーとして古代・島・雪・太田を選ぶ.ああ,なぜ白兵戦の前にブラックタイガーを帰還させることができないんだ!納得いかんぞ.
で,白兵戦なんだが,けっこう順調に行っていたのに,フリーズした.昨日もフリーズしたよなぁ.ことによるとデスラーの呪いかもしれん.
とりあえずメシ食ってくるか.(ムシャムシャ……)
気を取りなおしてやり直す.自動砲台に気を付けながら戦闘部隊を先行させて進めば難しいところはない.要塞中枢の爆破に成功.白兵戦後の南部とアナライザーの会話が良い.アナライザー,南部を諭してる?
白兵戦で怪我した雪を個室にやって出向.もうすぐ,もうすぐだ!敵がいそうだが,小アステロイド帯へワープ.あ,やっぱ止められた.
あ,久々にデスラー総統だ!ヒスに「私の「蒼い雷光」を使え」と言っている.「蒼い雷光」ってなんですか?あ,親衛部隊なんですか.うーん,デスラーのパーソナルカラーは青みたいだからね,きっと親衛部隊も青いんですね.帝星を守る親衛部隊を使うことにためらいを感ずるヒスにデスラーがどなりつける.怖いよー.
不気味にも BGM さえ止まってしまった.ヤマト進路上に現れる敵は散開しているので複数を波動砲に巻き込むことができない.うーん,各個撃破するしかないか.
ま,メシ食ってこよう.(ムシャムシャ……)
なんか,↑の記述を見ると私が四六時中メシを食ってるようだけど,この間に4時間たっているのです.決して私がひっきりなしに食事してるわけではないし,食事しながらゲームやってるわけでもありません.ほんとうですってば.
さて,ヤマト.敵を避けるように航路を設定したのだが,やはり黙って通してはくれなかった.雪が復帰するまで通信席=アナライザー,レーダー席=相原,戦闘指揮席=古代,砲術補佐席=南部という配置で戦闘を行う.やはり敵は蒼い.が,戦力的にはいままでの敵とたいして変わらないので,すぐに戦闘が終わった.最後の敵艦が爆発を起こした瞬間,いつもの配置に戻したのでちゃんと経験値を入れられた.メニューを解除するまで終わった事にならんからできる芸当.この後,雪が回復しきってなかったのでまた配置しなおして航行.
また敵と遭遇.3回増援あるも,もはや敵無し,無傷で撃破.雪も回復しちゃったし,アナライザー,島,雪がレベルアップしたし.レーダーが効くエリアに抜けたところでまた敵と戦闘.空母が居ないと戦闘がラクだなぁ.古代と加藤がレベルアップ.
ああ,もうイスカンダルは目の前!多分止められるが,最後のワープを敢行する.やはりサンザーに入ったところで止められた.ふと考えついてイスカンダルにカーソルを合わせてみる.「惑星 2,衛星 0」…ニヤリ.
ところで,サンザー系には第二惑星もある.寄り道してくか,と行ってみたが,有用な資源無し.じゃ,吹き溜まりには?ちょっと調べてみるか………?
島が謎のスイッチを押したらヤマトの HP が2倍になった.真田さんが面白すぎです.古代君がナイスツッコミです.つーか,真田さんマッド決定.この会話は見る価値あるわー.
まぁ,これぐらいでいいか.イスカンダルに行くぞー.
で,二連星を見つけるんだけどね.
そういう問題なんか?!そして,敵が現れ(あたりまえだわな)なし崩し的に戦闘になる.
戦闘自体は簡単なものだ.だが,真田さんが敵艦の破片を分析した結果が言葉を失わせる.今の敵はガミラスだ,と告げる真田さん.
そりゃ聞き返したくもなるわな.やっとのことでたどり着いた希望の地に敵がいるのだから.
なかなか結び着かないのですね,二連星であるという事実と.
スターシアからの通信でようやくガミラスとイスカンダルが双子星だと気づく面々.そのとき,強力な磁場でヤマトはガミラスに引き寄せられていった.
ガミラス星は中空の中に都市を築いていた.大気は高い放射線を含む亜硫酸ガス,海水は濃硫酸と強力な有機王水.…こりゃ,地球人と共存はできませんわな.
と,戦闘が始まるわけですが,ヤマトは磁場に捕らえられていて向きを変えることしかできない.ので,ブラックタイガーを展開,手動砲撃で射程に入るものを操作して撃つものの,喫水線より下に来られてしまうと手のうちようがない.巡洋艦の避けの技術にてこずりながらも第1陣を退ける.終わったと思ったら第2陣.だが,今度は戦艦ばかりであまり動かんので倒しやすかった.南部がレベルアップ.
さらに第3陣.うわー,今度は下からや!下って武器があんましないんだよね.すぐに浮上して来てくれたんだが,巡洋艦はなかなか砲撃が当たらないんだよね.ものすごい猛攻に,ヤマトはボロボロ,ブラックタイガー隊もほとんどの機が満身創痍である.ヤマトのHPが2倍になってなかったらどうなってたことか.考えるだに恐ろしい.ありがとう,真田さん.あなたはマッドだけどかけがえのない人です.
ヤマトの艦体損傷率は80%に達している.こんなにボロボロなのに敵がまた来た.そこへ沖田艦長が現れ「波動砲を使え」と言う.え?古代は外だし,射出口の損傷は93%なんですよ?と思ったが,帰還はできた.波動砲を使おうとすると,相原が外に展開中のブラックタイガー隊に帰還するよう告げた.なんだ,みんな帰れるんじゃん.それに,波動エンジンにも損傷があるけど,波動砲は撃てるんだね.
ってことで,波動砲発射.波動砲は地殻を突き破り,山という山はマグマを噴出す.この一発にして地上都市は全滅.ヤマトを捕らえていた磁力線は無くなり,動けるようになった.そして,主砲フルブーストで天井都市を砲撃する.
笑うデスラー.いや,これは嗤いだろう.デスラーの本質って「狂」なのかもしれんな.ヒス「総統!?お気を確かに!!」言いたくもなるよな.
さらに,ヤマトと和平交渉を!と決死の思いでヒスは直言する.デスラーの右手が腰の銃にのび――ヒスを撃つ.
そのとき,ヤマトの主砲が総統府のある天井都市を貫いた.
破滅したガミラス本星.
このエピソード,大学のときに TV でも見ていてね.古代の「愛し合うことだったんだ!」という台詞は嫌いなんだけどね,この茫漠とした感じが忘れられない.サブタイトルも良かったんだ.「神よ,ガミラスのために泣け」だったかな.そう,「ガミラスのために」なのだ.滅亡する彼らのために.今まで牙をむきつづけた敵のために.
地球出発より87日目,ヤマト,ガミラスを滅ぼしイスカンダルに到達.艦長がクルーに言う.
イスカンダルに降り立つとスターシアが迎えに来てくれる.スターシアはいきなり雪を妹と間違える.ここで間違えたのって,雪が似ていたこともあるだろうけど,願望だったのだと思う.妹に生きていてほしいという願望.なぜスターシアはサーシアを使者にたてたのだろう.決死行になるのは分かりきっていたはずなのに.もう1つ分からないのは,なぜガミラスは(というよりデスラーは)スターシアを拘束しなかったのだろう.簡単なことじゃないか.戦力など無いんだから.
夕方になる.サーシアさんの葬儀が行われる.見渡す限りの墓.ここでムービーが入るんですが,スターシアさんが本当に綺麗だ.それに,周りの風景に溶け込んでしまいそうに儚い.儚いのに気高い.
ある意味,真に対称的であったのはデスラーとスターシアかもしれない.
そして,のんきにベッドで寝てる古代守.
この後,ヤマトに守がやってくる.守と真田さんの再会シーンがいいんだ.この2人,絶対「悪友」ってヤツだよな.珍しく「はしゃぐ真田さん」が見られます.守のほうもどつかれながら嬉しそうだし,その後,艦長室にどっと押し寄せるクルーもいい.
守が語るには,何万年も前にマゼランが銀河系のそばを横切ったさいにイスカンダル人の一部が地球に移り住んだ,それが人類だそうだ.つまり,地球人もガミラス人もイスカンダル人も元は一緒.…ガミラスなんかによく移り住んだな.いや,元々は大気なんかも地球と同型の美しい星だったのかもしれん.そう思おう.
で,別れの場面になる.が,私は守が残るよりもスターシアが地球に来るほうが絶対に幸せだったと思う.ちゅーか,私だったら広い世界に2人だけなんて耐えられない.気が知れないね,まったく.
のーてんきか,お前は!人類,2人から増えるわけねーだろ.佐渡のトキを見ろ.
やれやれ,もう帰るだけだ,と喜ぶ相原に向かって真田さんがまだまだ仕事はあるぞ,手伝うか?と言うと,
かわいい.しかし,工場班って他のクルーがのんびりしてるときにかぎって仕事があるよなぁ.大変.ヤマトで一番大変な職かもしれない.
あとはもう,オートで帰ってくるんだけど,なんでお前ら行きより帰りのほうが時間がかかるんだ?
イスカンダル出発から144日目,銀河系まで帰ってきた.最後の長距離ワープを行おうとするヤマトの背後にデスラーが現れる.放たれるデスラー砲.――そんなこと知らずにワープ♪…のーてんきだよなぁ.この辺からデスラーのわがままぶりが笑えて仕方がない.ワープアウトの位置を計算しないとヤマトを追えないという部下に向かって「ワープが先だ!計算など後にしろ!」んな無茶な.そんな無茶させるからヤマトに突っ込んだ形でワープアウトしちゃうデスラー乗艦.こんとき,部下が,だから,計算してからでないとって言ったのにぃみたいな台詞を吐くのが私は好きだ.苦労するよね,こんな上官もっちゃうと.
でもって,白兵戦になっちゃう.セーブすると,地球出発から352日目になってる.…なんでこんなに時間かかってるんだよ.だからデスラーに追いつかれちまうのだ.工作兵は要らないだろうってことで,メンバーは古代,島,太田,南部,相原,加藤.
んー,ここで一休みしよっと.メシ,メシ.
(もぐもぐ)
気合十分で白兵戦に挑む.ヤマト艦内だから先にマップは見えてるので,気をつければ難しいところはない.ガミラス兵を全て倒してから一番奥に進むとデスラー発見.相原を除いて全員で突っ込むとあっけなく終わる.(古代は倒されちゃってたけど)
場面移ってコスモクリーナーを動かす雪の場面になります.私,ここ,すごく不思議なわけ.なんで死ぬのか分からなくて.コスモクリーナーは起動時に周囲の酸素を破壊する,だから酸欠になる,という理屈なんだけど…うーん,直後に真田さんが入ってきているような演出なんだけどなぁ.真田さんはなぜ大丈夫なの?それとも,やっぱ声は外から掛けてるし,とっても慌てた感じはするけど,実は冷静でコスモクリーナーの辺りの空気組成をちゃんと測っていた?
この場面で思い出すことがあるのです.それはかつて某大学であった事故のことです.工学部でした,たしか.低温で保存しなければならない試料があったそうなのですが,その日,停電があることになっていたそうなのです.何を考えたのか,学生は狭い空間に液体窒素をまいたのです.落ちついて考えれば何が起きるかは明白.部屋は酸欠になった.この事故でその学生と助手の方とが死んでいます.まさか助手の方まで何が起きるか考えもせずに窒素をまかせたとは思えない,だから,思うに,学生が倒れているのを見つけて助けに入ったのではないかと思うのですよ.当事者が死んでしまっているので分からないことではありますが.この事故のことを思い出すがゆえの上記記述なわけです.
ともかく,雪の犠牲でヤマト艦内から放射線が除去され,不利と見てデスラーは乗艦をヤマトから放す.
…相原君,勝手にデスラー艦と命名(笑).
デスラーは去った.ヤマトの前にはとうとう地球が現れた.真っ赤な地球.それでも彼らの故郷.喜ぶメインクルーたちは雪を抱えた古代の登場で一転,しんみりしてしまう.そこに警報.相原が敵の存在を告げる.どうやら,雪の代わりに相原がレーダーをやっているらしい.ちゃんと仕事してたのね.
ここの場面のムービーはもう,真田さんに尽きるでしょう.大騒ぎになっているクルー.発射されるデスラー砲.エマージェンシーと書かれたガラスの囲いを叩き壊し何かのスイッチを作動させる一本の腕.何かに覆われたようにヤマトが光り,必殺の一撃をはじき返す.…でたよ,空間磁力メッキ.ボタンを叩き壊した腕のアップからずーっとカメラが移動して行って不敵な表情の真田さんが映る.ハッキリ言ってかっこいい.かっこいいんだが….
いいんか,君たち.それでいいのか,キミたち.第一艦橋のこんなでっかいスイッチの作用を他のクルーが知らないのはどういうわけだ?第一艦橋では日々「おい,また工作班がなんかやってるぞ」「真田さんだろ?説明聞いてもわかんないけど,真田さんのすることだ,間違いないさ」「それもそうか」「そそ,気にしない,気にしない」なーんて会話が交わされているのだろうか.周りも周りだ.真田さん,ヤマトを私物化してますね.
そして――
2200年9月16日,ヤマト生還.
で,エンディングは『真っ赤なスカーフ』です.パーカッションがいいねぇ.
そのままぼーっとしてたらまたオープニングが始まった.メニュー画面になったとたん,いきなり真田さんに「残念ながら私は留守だ」と言われてしまった.びびった.これ…何につかえばいいんだ?いや,留守録メッセージなのは分かるんだが,転用できない.かろうじて真田さんのは転用できそうだけど,「私はイスカンダルのスターシア」だの「ヤマトの諸君」だのいう台詞がいきなり電話から聞こえてきたらどうしますか,あなた.
(完)