X-MEN

出版物としての X-MEN

X-MEN はアメリカの会社、Marvel 社から1963年9月に始まったコミックである。もともとのタイトルは 『the X-MEN』。人気の出たこのタイトルは1980年(81年?)142号で『Uncanny X-MEN』と題名を変えて現在まで続いている。

我らがガンビットの初登場は Uncanny X-MEN の266号。1990年9月のこと。10年前といえば長いけど、40年にも及ぼうというこのシリーズの中では新参者である。ちなみに、最古参はプロフェッサーX,サイクロプス,ジーン・グレイ,ビースト,アークエンジェル,アイスマン,マグニートー。

関連タイトルとして、若いミュータントたちの活躍を描く『NEW MUTANTS』(1983年〜1991年),第2のミュータントチーム・政府直属の『X-FACTOR』(1986年〜1998年),ヨーロッパのミュータントチームの話『EXCALIBUR』(1988年〜1998年),遊軍的存在『X-FORCE』(1991年〜),人数が増えた X-MEN の話をフォローする『X-MEN』(1991年〜:最初のタイトルとは別物),恵まれし子らの学園を引き継いだバンシー,ホワイト・クィーンらとその教え子たちの物語『GENERATION X』(1994年〜2001年),パラレルワールドに吹っ飛ばされちゃったハヴォックの悪戦苦闘の物語『MUTANT X』(1998年〜)などがある。

人気のあるキャラクターは個人タイトルも持っていて、一番人気の『WOLVERINE』(1989年〜)はもちろん、未来からやってきた傭兵『CABLE』(1993年〜),巨大クロスオーバーAge Of Apocalyps の世界から流れてきちゃったネイト・グレイの物語『X-MAN』(1995年〜2001年),ケイジャンな盗賊『GAMBIT』(1998年〜2000年),80年後の未来世界で奮闘する『BISHOP』(1999年〜2000年)などがある。

他にもミニシリーズ等がたくさん出ている。

2001年5月のリニューアル

2001年5月に X-MEN タイトルが一斉リニューアルした。いっつもどれがどうなったか忘れるのでここにまとめておく。

NEW X MEN

X-MEN がタイトル変更。issue number は継続。チームメンバーはサイクロプス,ビースト,ジーン・グレイ,ウルヴァリン、ホワイト・クイーンで、プロフェッサー・エクゼビアが率いるコア・チーム。ほとんどがかなり大きくデザイン変更されている。絵柄はかなり濃い。ストーリーはハードで良いらしいのだが、私は読んだことがない。

THE UNCANNY X-MEN

メンバーはアイスマン,アークエンジェル,ナイトクローラー,ウルヴァリン,チェンバー。チームメンバーも絵も好み。

X-TREME X-MEN

チームメンバーはストーム,ビショップ,ビースト,サイロック,サンダーバード,セージ,ローグできれいどころも揃ってますなぁ。リーダーはストームとビショップで、白人の割合が少ないチームである。ガンビットはチーム正式メンバーではないものの、ちょくちょく重要な役割で顔を出しているらしい。私がもっとも欲しいシリーズ。

X-FORCE

ツァイストガイスト,ユー・ゴー・ガール,ジ・アナーキスト,バッターリング・ラム,プラズマ,ジン・ジーニー,ラ・ヌイ,ドゥープ。このタイトルこそフルモデルチェンジだなぁ。知った顔がいない。

THE XCILIES

綴り違ってると思う。AOAの人気者・ブリンク(私も好きだ)が率いるチームのストーリーで、他のシリーズとは異なる次元のストーリーなので、他シリーズとは独立している。

THE BROTHERFOOD

ミュータントのテロリスト集団の話。アウトローなストーリーなのかな。マグニートーの率いていたチームと関連があるかは知らない。#9にして終了。

その他

ほとんどの単独タイトルが終了した中で残ったものは、『WOLVERINE』(これは余裕だろう。一番人気のキャラだ)『CABLE』(作者が運動を起こして残したらしい)『X-MEN UNLIMITED』(外伝シリーズなので問題なしなのかな)

忘れてはならないのが映画の人気を受け、X-MEN のキャラクターを使って改めてストーリーを構築している『ULTIMATE X-MEN』。他のタイトルとの相関はない。作画が良いので、これも欲しい。#13より GAMBIT がやっと登場しました! また(笑)少女を助けての登場らしいです。

最近のタイトルは着々とTPBになっているようなので、そっちを買おうかなぁと思ってます。(リーフは保存が面倒だ)


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