アヴドゥル

国籍エジプト(カイロ生まれ)
星座牡羊座
血液型AB
髪の色黒?
瞳の色黒?
身長188cm
職業占星術師
趣味古書集め
好きな映画ロバート・デ・ニーロの『ミッドナイト・ラン』
好きな色オレンジ
好きな食べ物すし
性格キリッとした太い眉,ガッシリとしたアゴの顔つきに示されるとおり,彼には確固として揺らぐことのない行動力と自信がある.他の人々は,その彼を見て,知らず知らずのうちに説得される.
指導力と人を引っ張る魅力は彼の長所である.しかし,その性格は頑固で短気に通じる.柔軟な思考力と判断力を持つジョセフ・ジョースターとはベスト・パートナーである.
スタンド魔術師の赤(マジシャンズ・レッド)
以上,21巻より

ジョセフの若き友人.天然記念物(=生まれついてのスタンド使い)その1.友人の娘さんの危機を見過ごせず,旅に同行してくれた「超」のつくお人好し.スタンドに関する知識は一行の中では一番であり,承太郎のスタンドを名付けたのもこの人.きっとジョセフのにも名前をつけたのだろう.

ジョセフとの出会いを考える

「三年前に知り合ったエジプトの友人」[炎の魔術師](13巻)と紹介されている.アブドゥルさんはどういういきさつでニューヨークに住むジョセフと出会ったのだろうか.以下,勝手な推測である.

「波紋」や「石仮面」の謎を追うSPW財団が奇妙な能力を持つ人物ということでアブドゥルをみつけた.その報告をジョセフが聞き,好奇心旺盛な彼は接触を図る.カマをかける意味もあって波紋を使ってちょっとした事をやってみせた.たとえば,水上で立ってみせたのかもしれないし,触らずにコーラの栓をふっ飛ばしたのかもしれない(笑).それをみて,アブドゥルさん,「こいつ,スタンド使いか?」と「マジシャンズ・レッド」を出してみるが,どうも見えている様子がない.(三年前にはジョセフにスタンドは発現していない)

アブドゥル
「あなたにはこれが見えないのですか?」
ジョセフ
「?? 『これ』?」

で,よくよく話してみるに,お互いの能力は異質な物らしい.「スタンド」については何の知識もないジョセフはアブドゥルにSPW財団への協力(=スタンドについて知っていることを教えること)を頼み,人のいいアブドゥルさんは「悪い人じゃなさそうだし」と快く頼みをきいてくれたのでしょう.メデタシメデタシ.

さて,ジョセフにスタンドが発現した時のことを想像するとなかなか楽しい.

突然やってくるジョセフ.

ジョセフ
「アブドゥル,スタンド出してみせてくれんか」
アブドゥル
「? いいですが…?」
ジョセフ
「おー,やはり見えるわい.鳥の顔をしとったんじゃのう」
アブドゥル
「見えるんですか?!」
ジョセフ
「いやぁ,つい最近,わしにもそれらしいのが出たんじゃ,ほれ」
アブドゥル
「……?!」

そして,とことん巻き込まれていくわけですな.(合掌)


綴りを見ると「ムハンマド」と読みたくなりますね.いやぁ,やったなぁ世界史で.「マホメットじゃなくてムハンマドだ!」とやたら強調された覚えがあります.たぶん,「ムハンマド」も「モハメド」も「マホメット」も同じなんでしょう.どれがどこでの読み方かは知りませんが.