小ネタ

第一部,ディオ・ブランドーの台詞に「お前は今まで食ったパンの数を覚えているか?」というのがある(ツェペリさんに言うのだ)。これは名ゼリフらしい。らしいというのは、私があんまりそう思わなかったから。私の中ではありがちな台詞として処理されてしまっている(じゃあ、どこで見たかと言われると返答に困るが)。

しかし、一番問題なのは私がこの台詞を思い出すとき一瞬「お前は今まで食ったパンのを覚えているのか?」だったかなと思ってしまうことだ。うーん、たしかにそんなものをしげしげと観察したことは無いなぁ。


四部主人公の東方仗助をかなり長いこと「ひじかたじょうすけ」だと思っていた。よく考えたらそんな風にはひっくり返ったって読めない。


仗助の台詞で一番好きなのは「このヘアースタイルがサザエさんみてェーだとォ?」である。夜中に突然思い出して笑いの発作に襲われたりする。どこをどうやったらそんな発想が出てくるのか非常に不思議である。まさか日々「うー、このヘアスタイル、尊敬する人の髪型だけど…サザエさんみてェだよなぁ」などと思っているわけではあるまい。そんな彼に「大丈夫、どこから見てもサザエさんには似てないから」と声をかけてあげたい。


岸部露伴がチープトリックに襲われ、広瀬康一に助けを求めた時に康一君が「いつも先生は僕をからかうじゃないですか!」と襲われている事を信じてもらえなかったときに、それをあざ笑うチープトリックに露伴が「こんな屈辱は始めてだ、覚えてろよ」とかなんとか言う。だが、それは自業自得である。チープトリックのせいではない。


亀ナレフってなんかすごく不安定な存在であるように思われる。亀がスタンドを消してしまったらいなくなってしまうんじゃないかと思うのだ。(その前に、亀は亀として生きているのか?)

となると、彼はある日突然いなくなってしまうんじゃなかろうか。ジョルノ達が「ポルナレフさん」と話しかけても出てこなくなる日がきっと来る。それはそれで寂しい未来図である。


徐倫と承太郎を見ていると、日米の愛情表現に対するスタンスの違いを感じる。


6部にツッコメ

その1

食塩水をかけたって人間の電気抵抗は0にはなりません。

その2

ジャンピング・ジャック・フラッシュは、近来まれに見るツッコミ心をくすぐるスタ ンドだと思う。その能力は「つばをかけた相手の重力を0にする,重力0になった相手の触ったものも重力が0になっていく」で,それから起こる現象はその能力の帰結、ということになっている(と思う)。そこで順番に突っ込んでいってみよう。

ストーン・フリーの糸がうまく飛ばないこと。
スタンドに重力関係あんの?
重力0なので回転によりいくらでも加速→ウソ。
重力0でも質量は0じゃない。また,回転と言っても,外から力が加わらない限り,加速はしない.等速円運動になる.
重力0空間がなぜか気圧0,真空に。→ヘン。
OK, OK,気圧を生み出すのは主に大気の重さだ。だから、気圧が低くなることには納得しよう。しかしだ、気圧が低くなったら周りのまだ大気圧を保っている空間から空気が流れ込んでくるだろう。そして、だいたい平衡状態になったところでその流れが収まるだろう。したがって、気圧は若干下がるが、真空にはならないだろう。
体液沸騰の件
気圧0になったとして。体液の沸点ってどれぐらいなのかは知らないけど、水ぐらいだと仮定しよう。水の0気圧下での沸点はたぶん60度半ばぐらいだ。ここからむちゃくちゃ大雑把なことを言うけど、室温・体温を考慮して30度ぐらいだと考えると,この状態では100度における50度ぐらいだと思う。ということは、そんなに激烈な沸騰の仕方じゃないと思うし、傷がついたからって血が噴き出したりもしないと思う。むしろ、気圧が下がったことによって、酸素が溶け込める量が減って潜水病みたいな症状が起こるのではないかと思う。

最後のはあんまり自信ないです。鵜呑みにしないでください。