それでも朝は健康なのだ
それでも朝は健康なのだ
すこぶる健康的に起きた．
tosch 「昨日，帰ってきたの知ってる？」
Sousui「うん，知ってるよ」
tosch 「起きてたんだ」
Sousui「うーん，半分ぐらい．さすがになんも食ってないとおなかがすくなぁ」
tosch 「何も食べてなかったの？」
Sousui「うん，ほとんど．（テムズ川クルーズ）どうだった？」
tosch 「きれいだったよ．撮ってきたけど，たぶんうまく写ってないと思う．ツアー客がいてね，パリに行くみたいで，ガイドさんが『セーヌ川はもっと見所ありますから』って言ってた（笑）」
Sousui「（テムズ川はあんまり見所ないと暗に言ってるな）食事は？」
tosch 「おいしかったよ」
Sousui「私の分，出てきた？」
下船する前どうしようかと悩んでいる時に，ウェイターが5ヶ国語ぐらいのメニューを持ってきて注文を取りに来て，いちいち英語メニューと照らし合わせて悪戦苦闘していたので，僕は 1st one, 2nd one などと注文だけはしたのだった．
tosch 「最初だけ持ってきたけど，いないって気づいてからは1人分だけだったよ」
Sousui「いいなぁ．生演奏あったでしょ？」
tosch 「うん，きれいなお姉さんが歌ってた」
Sousui「ええい，おねえさんフェチめ」
tosch 「知ってる曲もたくさん歌ってたよ．Sousuiさんがいたら曲名教えてくれただろうなーと思いながら聴いてた」
Sousui「いいなぁ，残念だなあ」
tosch 「最後にダンスタイムがあったんだけどね，あんまり踊ってなくて気の毒だった」
はい，おみやげ，とtoschはチョコレートをくれた．僕は tosch にせがんでメニューをもらった．いつかまた機会があったらチャレンジしてみたいと思う．
僕が席を譲られた話をすると
tosch 「それは顔色が悪いからだよー」
Sousui「顔色悪い?! うーん，悪いかなぁ」
人の顔色ってよく分かりません．
朝食を食べに行った．また昨日とは違う席に座った．今日は時刻が決まった予定がないので気が楽だ．それに，フォーマルなカッコじゃなくていいし．
ズバリ，Sousui ケチである
ホテルを出てポテポテ歩いて West Brompton に着いた．1day Travel Card を買うのも3回目だ．戸惑うこともない．tosch が自分のクレジットカードを券売機に食わせ，画面左側のしたから2番目を指して
「これだったよね」
と訊いた．とっさに，うん，と言ったものの，アレ？ と思った．LT なんて文字あったっけ．次の確認画面になって，£5.1の表示を見たとたん，僕は tosch をとめた．今まで買った Card は£4だったはずだ．間違いない．こーゆー金にはうるさいんだ，僕は．
券売機を前に戸惑っていると，地下鉄の駅員のお兄さんがやってきた．地下鉄の制服(？)は，ノースリーブのウィンドブレーカーのようなの（色は青だ）を羽織っているだけなので，まるでイベントスタッフに見える．お兄さんは自分の時計を見せ，
「今，9:27ですね，9:30になったら安くなります」
と説明したあと，日本語で
「ちょっと待ってください」
と言った．本当に多いんだろうなぁ，日本人．
説明を聞いてて思い出したけど，1day Travel Card はオフ・ピークを利用する乗車券なので平日だと9時半からしか使えないし買えないのだ．
9時半になり，券売機の表示も変わったので，さっそく出かける．またも tosch にせがんで Old New Scotland Yard を探しに行く．デジカメ写真をチェックした結果，やはり10日夜に写したものは使い物になりそうになかったからだ．District線で Westminsterへ．もう慣れたものだ．
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| テムズ河岸遊歩道 こういう遊歩道は興味をそそる．さらに鳥もいたら最高なんだけど． |
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どうせ，道路をはさんで向かい側から撮らなければ建物が入らないので，テムズ川の遊歩道に続く出口から出た．10時15分．人はあまりいない．遊歩道はベンチのある素敵なところだ．金ぴかの女神らしき像もある．ニケだろうか．おねーさんフェチの tosch が写真に撮っていた．もっと時間があるならテムズ川沿いの散歩もよかったかもしれない．