お茶汲みSousui参上!身の上心配あ~る参上!

2月~3月にかけて私は極貧状態にあった.その私に朗報! 入試バイトがあるというのだ.曰く,「この辺から女の子2人ぐらい欲しいんだけど」とのこと.「この辺」というのは旧教養の建物に部屋がある物理学科研究室のことである.で,だ.女が2人しかいないんだな,これが.必然的に職にありつけたことになる.

それはいいんだが,バイト内容,それが問題.「接待」だというんだ.

まじかよ~.なんで入試に接待がいるんだよ~.どんな偉い先生がくるんだよ~.とうめく私に向かって同僚K氏が一言.

「いつもやってるとおり,『おら,自分で入れろ』って言えばいいんじゃない?」

おい,いつも,んなこと言ってねぇじゃねぇか.それどころか紅茶入れてやってるだろうが!

しかし,だ.内容は本当にその通りだったのだ.当日,我が研究室から総勢7名がバイトに出る.学生と分からないような服装をと言われ,みなスーツ姿である.もちろん私も.

で,やったことはと言えば,試験官の控え室にお湯の入ったポットを配置し,お菓子の載ったお盆を適度に置き,紙コップ・ティーパック等を用意するだけ.はっきり言って,お湯の入ったポットを持ち歩くだけの力仕事である.しかも,試験官の控え室なのだから当然,試験中は誰もいなくなる.

結局,私自身が一番飲み食いしていた上,あんまり暇なもんだから本を読み出す始末.

これで1万5000円だもんなぁ.おいしすぎる.ごちそうさまでした.

懺悔:試験中だというのに,廊下を口笛吹ながら通りすぎたのは私です.でかい声で笑い転げていたのも私です.ゴメンナサイ.

日時: 1999年3月16日 | 雑記 |

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