日本の黒い霧(松本清張)

戦後の混乱期に起こった真相のはっきりしない事件について推論を進めているものです.私がこれを手に取ったのは「下山事件」について興味を持ったからなんだけど・・・すべてGHQの陰謀かい!!というのが正直な感想.なるほどなぁと思えるところもあるんだけどね.いちばんあきれたのが松川事件のこと.線路の下に敷く板がなくなっていたのは「記念に持って帰った」説にマジかよーとうめいてしまった.

でも,事件の経緯なんかは簡潔にして読みやすくて面白かったです.

日時: 2000年10月20日 | 感想 > 本 |

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