ぼーっと郵便局のATMで入金をしていると,なんとなく振動を感じた.
めぐりの悪い頭で2秒ぐらい考え,携帯が鳴っているのに気付いた.
見てみると,献血ルームからだ.
「はい」
と出ると,向こうが戸惑ったように「あの…」とくちごもった.
そうか,名前言わなくちゃな,と「はい,Sousuiです」と名乗った.
でも,向こうの困惑は収まらない様子で,「あの,Sousuiさん御本人じゃないですよね?」と訊いてきた.
携帯なのに本人じゃないわけねーだろうが,と思ったが,可能性は無いと言い切れないのだから「本人だ」と述べた.
用は献血の依頼だった.
ふ,今宵の献血ルームは血に飢えておる.
そこで,仕事が引けてから献血ルームに行った.
下にも置かない扱いを受け(これは毎回),すべての検査はOK,ただ,そこからが問題だった.
看護婦さん,めでたく針を指すのに失敗.
出しているときは良かったのだが,戻しがうまくいかないらしい(私はいつも成分献血だ).そこで,針を刺しなおそうとしたのだが,針を刺したまま血管を探ろうとプニプニ触られるのも,寝ている角度を変えるのも,手を握ってくれという指示に従うのも全て痛い.最後に,バンドを締めなおした時にこらえきれ無いほどの痛みに「痛いっ!」と叫び,あえなく針を抜くことになった.
が,抜いた瞬間がもっとも痛く,そのとたんに貧血になってひっくり返ってしまった.
さんざん謝られたりなんだりだが,もはや慣れたものである.
なんせ,頻繁に失敗して青あざを作られているから.
内出血用の軟膏を渡そうとして,はたと私がたくさんその薬を持っているはずであるのに気づいたのだろう,今回はくれなかった.
「こんなことに慣れちゃうのもなんですよね」
と看護婦さんは繕うような笑みを浮かべた.
現在,このおかげで腕が痛くて曲げられません.
それでも献血に行く自分は我ながら懲りないやつだと思う.
友人NKとカラオケに行ったところ,アニメソングを選ぶとそのアニメの映像が出てくることに気付いた(たしか,最初に気付いたのはキャッツ・アイ).
それから,どのアニメだと出るかずーっと試していた.
小学館系はやはりだめだった.NHKアニメもだめっぽい.私の見たかった『宇宙船サジタリウス』もマサルさんもダメ.
でも,友人NKはコンバトラーVの超電磁竜巻(だっけ?)に感動していた.
筋肉マンやら聖闘士星矢やらルパンやらタイムボカンやらなんだか懐かしいんだかなんだか訳のわからん状態に陥っていた.
そして,「『仮面ライダー』歌ったら,仮面ライダー出てくるのかな?」という私の一言で仮面ライダーやらウルトラマンやらも拝んだ.
良い日だった.
昨夜,とうとう CD-RW(DVD-ROM兼用)を買ってしまった.
その日は疲れてPCの箱を開ける気にならなかったのでほったらかしておいたのだが,今日とりかかった.ところが,フラットケーブルが無い.あわてて自転車でパソコン工房に走った.特に問題なく1発で動いた.もっとも,まだ焼いて無いから何とも言えない.焼きたい物はたくさんあるんだが.わたしゃ 使い出す前にマニュアル読むのが好きでネェ.だから,しばらくマニュアルをじっくり読んでると思う.
toschが読んだというし,TVにもなっていて,ミステリチャンネルでも人気のある番組だと聞いたので読んでみた.
フロストって人の名前だったのね.この人の名前が「ジャック」と言うのでニヤリとしてしまった.このジャック・フロストというのが主人公のイギリスはデンドン(これは架空の街)の警部.紹介文にボロクソに書いてあるからやな人なのかと思ったら,その逆でいい人だった.そりゃ,下品だし,だらしないし,この人の部下になったら書類作成の遅れのせいで残業手当をもらい損ねる可能性もあるけど,良い人なのだ.むしろ,不平タラタラの部下(『クリスマス~』ではクライヴ刑事,『~日和』ではウェブスター刑事,『夜の~』はギルモア部長刑事)のほうがやな感じだと思う.
普段,軽口を叩きつづけるけれども,フロストは世間の底辺を生きている人に対して優しいのだ.こらえきれずに罪を犯してしまった人に対しては優しいのだ.勇猛果敢というわけではないけど,決して臆病ではない.懸命に頼まれると「なんで俺が」と思いつつも断りきれない人なのだ.だから,エリートコースに乗ってるような人,上昇指向の塊のような人には嫌がられるけど,好いている部下も多い.『~日和』の最後の方から少し引用する.
「(略)だが,ひとつ問題がある.おれがお巡りだってことだ.まあ,お巡りとしちゃ,たぶん,それほど出来のいいほうじゃないだろう.(略)だが,そんなおれにも,これだけは言える.おれは捏造された証拠を黙って見逃すために,お巡りになったんじゃない.死んじまったやつに,たとえそいつがけちな悪党だったとしても,犯してもいない人殺しの罪が着せられるの黙認するために,お巡りになったんじゃない.(略)」
(略)
「それが警部の流儀なんですね.(略)」
「まあ,そんなとこかな」フロストは申し訳なさそうに,低い声でつぶやくように言った.「おれはいつだって,望まれないとこに顔を出しちまうんだよ」
話の展開のほうなんだが,これがまた,いろんな事件が1度に起きてたくさん人が出てきてそうとう混乱する.毎日,昼休みにちょっとづつ読んで居た私は人の名前だの事件だのが分からなくなってしまって,フロストと一緒に「そいつは誰だっけ?」状態に陥っていた.この「たくさん起きた事件」が実は関連があってそれがだんだん明らかになって行くのが面白い.フロストがこれを解決できるのは推理力よりも運の良さのせいだったりする(笑).
ジャック・フロスト警部のシリーズはまだ3作しか邦訳がないけど,続きも訳してほしい.分厚いけど(しかも,だんだん分厚さが増していく!)会話がテンポ良くてお勧めである.
ちなみに,中表紙にある紹介文は若干ウソだ.(笑)
《ジャック・フロスト警部シリーズ作品リスト》
- 創元推理文庫 Mウ-8-1『クリスマスのフロスト』(原題 Frost at Christmas)
- 創元推理文庫 Mウ-8-2『フロスト日和』(原題 A Touch of Frost)
- 創元推理文庫 Mウ-8-3『夜のフロスト』(原題 Night Frost)
- Hard Frost
- Winter Frost
- 夜明けのフロスト(光文社文庫のクリスマスにちなんだ,他作家含むアンソロジーで,フロスト物は表題作のみ)
ネタ提供careさん.
インターネットのあらゆるイライラを解消「極悪2001」
なんじゃそりゃ?とよく見たら「極楽2001」だったそうな.
M先生に会った.M先生は私が名前をすぐに思い出せる数少ない人物のうちの1人で,中学時代の美術の先生である.
なんで思い出せるのであろうか?
それは入学したとき胃潰瘍で入院していたからかもしれないし,それにもかかわらず「身体に悪いんだよねぇ」と言いながらコーヒーを飲みたがったからかもしれないし,美術館に連れて行ってくれた時に喫茶店で紅茶とケーキをおごってくれた上に「もの足りない」と言ってケーキをおかわりしたからかもしれないし,ピアノが得意でNHKの理科の教育番組に使われる効果音と称するワンフレーズを弾いてみせたり,ラジオ体操の曲をコピーしてみせたり,銭形平次のテーマ曲を弾いてみせたりしたからかもしれない.
- Sousui
- 今もピアノ弾いてるんですか?
- M先生
- いやあ,それがさぁ,去年イタリアのピアノ買っちゃってさぁ.
素晴らしい人だと思う.
大阪の小学校における惨劇といったらまったくひどいものである.ニュースを見て「死にてぇなら1人で死ね!」と罵声を浴びせた人物は多いと思う.少なくとも私はそうした.
だが,同時に,これがために他の大多数の無害な精神病患者に冷たい目がむけられることを憂う.
『悔恨の日』を読み終わった.やっぱ,泣けた.最後の数章は気分が低空飛行して Good-bye, sir. に涙.
それはおいといて,事件の展開についてだけど,直線的だし,まだ納得いかないところもあっていまいち.ただ,これについては私の読書が常に斜め読みで(ときどき,自分が5行1度に読んでいるのではないかと思うことがある),精読してないことも原因かもしれない.
僕としては前作『死はわが隣人』か前々作『カインの娘たち』で最終巻であっても良かったな.
NHK の来月放送番組の紹介を見たら『The Remorseful Day』の邦題が『最後のミステリー』となっていた.重みも情緒もない邦題だな.勘弁してくれよ,まったく.
だがしかし! なんと,『主任警部モース』製作ドキュメンタリーを放送してくれるらしい.エライ! 見たいとは思ってたけど,原作分11作しか放送しない NHK がやってくれるとは思わなかった.ありがとう,NHK!
悔恨の日 (文庫)
本当はハリィ・ケメルマンの『九マイルは遠すぎる』を借りるつもりだったのだ.しかし,目の前にはジョルジュ・シムノンの『メグレと殺人者たち』と『メグレ夫人のいない夜』がある.
うぉー!エド・マクベインに手を出さなかったのは何のためか!(答え:シリーズ,多いから)
メグレに手を出したら意味がないじゃないか!(答え:シリーズ,多いから)
ところで,この市立図書館で借りてきた本こそ,中学・高校時代に「メグレものはなんて多いんだ」と私を恐れさせた河出書房新社版のメグレ警視シリーズである.あのころは普通に書棚にあったのに,いまや書庫に入っていた.月日の流れるのは早い.たぶん,あの頃,この『メグレ夫人のいない夜』を借りたはずだ.祖父の蔵書にない本なのだが,私はジャンビエが撃たれたという話を覚えていたから.
メグレものはオリジナルテキストがフランス語だからさすがに原書にあたる気にはなれない.(シムノンはベルギー生まれ)
以前見たTV版はなかなかよかった.メグレものというと「人生の哀愁」という印象が私には強いのだが,マイケル・ガンボン主演のそのシリーズはテーマ曲や流れる雰囲気がそれによくあっていたのだ.
フランスで作られたTVもあるという.残念ながら未見である.
ああ,ミステリチャンネルが見たい.
メグレ警視シリーズ
ウィングフィールドのフロスト警部シリーズをもっと読みたい,はやく続きを訳してくれないか,と言っていたのだが,今日,本屋に新刊が並んでいるのを見つけてしまった.勇んで買おうと手に取ってみたら何ィ,1300円ですとぉ!
文庫でなぁ.1300円.うーん.たしかに,厚さ的にそれぐらいになってもおかしくない.しかしですなぁ.うーん.
----図書館に早く入ってくれないかな.(苦笑)
『夜のフロスト』のことです.
「Sousuiさんと言えば植木鉢ですね」
と Sさんが言った.
「え? ああ,あれ,見られてたのかぁ」
つまりだ,以前,私は植木鉢を自転車籠にいれてバイト先から突っ走って帰ったことがあるのだ.
「あれはねぇ,花屋のおじさんが(バイト先の)鉢の入れ替えをしているのをジィーッと眺めてたらくれたんですよ」
と,事情を説明した.すると,Sさんは
「おやじキラーですね」
とニコヤカに言った.
待てィ.そういうのって おやじキラーなんかい?!
書店に並んでいるときは読もうとは思わなかったのだが,ユーモア・ミステリだということと原題の『Home Sweet Homicide』というのが気に入ってしまって図書館で探してみた.書庫に入っていた.そんなに古いと思っていなかったので(だって,本屋に並んでたし)びっくりした.
読み始めてみてすぐ思った.「訳が古い!」
私の海外ミステリ遍歴は祖父の蔵書によるものなので,慣れたものではあるが,「シャン」という言葉がどうしても分からなかった.
主人公は3人の姉弟なのだが,小生意気なお子様たちの行動に「警察の邪魔をするな!!」と何度も思った.姉弟の母親(マリアン)には好感を持ったのだけど.
後のほうになるほどオヘーヤ巡査部長が良い人に思えてくる.3人が言おうと思っていた台詞を代わりにビル・スミス警部とマリアンに言ったときには子供たちと一緒になって喜んでしまった.この策略においてはオヘーヤ巡査部長は子供たちの味方だ.最後の2行が最高です.
2001/6/13 読書開始 - 読了
省庁再編で名前が変わったとたん,案内標識の「建設省富山工事事務所」は「国土交通省富山工事事務所」になり,「建設大学校」の封筒はすべて「国土交通大学校」になった.その手際の良さに舌を巻いたものだが,このごろ街灯などはいまだに「建設省」と書いてあることに気付いた.
嬉しくなった.
夕食の時に母が突然,「今日はモースがあるんだから申せ」とのたまわった.何を申せばよかったかは不明.
私の母は時々,言語明瞭意味不明だ.
以前から「何を我慢してるんだろー」と思っていた「イングリッシュ・ペイシェント」を借りてきて見てみた.…「イギリスの我慢」じゃなくて「イギリス人の患者」だった(爆笑).「イギリスの我慢」なら「イングリッシュ・ペイシェンス」だろうが!!
それほど期待はしてなかった.ジャンルとしてはロマンスなんで,好みにあわなそうだし,ゆっくりと話が進みそうで.でも,いいほうに裏切られた.見始めたのが23時過ぎだったので,途中でやめて次の日にまた見ようと思ってたのに,惹きつけられ,やめられなくなってしまって,結局2時まで起きている羽目になった.
第2次大戦の終わり頃,ヨーロッパを往く英国軍のとある部隊には,全身に火傷を負い記憶を失って自分の名前すら忘れた男がいた.男は死にかけていた.恋人の悲報を聞き,また友人も失ったばかりの従軍看護婦ハナは,思うところあって,男を介護するのにちょうどいい崩れかけた建物に2人だけで残ることを希望し,部隊は2人を置いて町へと移動する.
ので,しばらく2人だけの生活が続くのかと思ったら,なんかすぐに人が増えてくんで笑ってしまった.まずは謎の男カラバッジョ.彼は死にかけた男の過去を知っているらしい.それから,爆発物処理部隊のインド人将校キップ・シン少尉とその部下で陽気な(ちょっと言いすぎかな)イギリス人のハーディ軍曹.(陽気なイギリス人って妙な形容に思われるのは偏見だろうか?)
たぶん,メインはイギリス人患者とその記憶のほうなんだろうし,それはそれですごく惹きつけられる話ではあったんだけど,1番印象に残った場面は,爆発物処理の場面とその後のドイツ軍降伏の報を聞いて浮かれ騒いでいる場面である.
不発弾を処理しているところにアメリカ軍の戦車が浮かれている兵士たちを満載にしてやってくる.その振動で作業がうまく進まない.この場面こそが1番緊張した.「ヤンキーがぁ!止まれって言われたら止まれ!」と怯えながら見ていた.ところで,爆発物処理の時って液体酸素を使うんだね.低温とくればまずは液体窒素!と思いこんでる私には新鮮でした.
お次の場面の大騒ぎ.ハーディがなんとなく気に入っていた私はそれを見て,目が点になってしまい,胸にぽっかりと穴があいてしまって,そのあともまだ話は続くし,いよいよ過去の真相が明らかになる,ってんで興味も続いてはいたんだけど,ぼんやりとしていた.ホッとした後に落とすってのは物語の常套手段だけど,「そりゃあない,そりゃあないよ,なんだってここまできて」という想いが頭の中をぐるぐると回っていた.ラスト近くでキップがハーディについて語る.
- キップ
- 昨日,考えていた.昨日….(中略)ハーディとはプライベートな言葉は交わさず,悲惨な経験を共に体験した.悲惨な経験を.(中略)彼は決して尋ねなかった.曲芸ができるかとかカーマ・スートラについてとか.
――なんだってこんな話になったんだろう.
- ハナ
- 彼が好きだったのよ.
キップは任務を黙々とこなしていく.けれど,インド人である自分が英国軍に所属している事に思うところはあったのだろう.ただ,人の良いイギリス人の部下にはなんとなく親しみを感じていたのだろう.
ところで.
軍曹役のハーディがケヴィン・ウェイトリーだったので,「またサージェントやってんのか,あんたは!」とウケてしまった.
『主任警部モース』と言うドラマでルイス部長刑事を演じているのだが,英国だと部長刑事も軍曹もサージェントである.
あと,マドックスやってる人も見たことがある気がする.たしかポワロかなんかで.
視聴日 2001/6/20
来週受ける試験は朝が早いのに地元ではないので試験地で1泊することにした.
同じバイトをしている子が同じ試験を受け,その子も1泊すると言う.3人までなら安く泊まれるホテルを利用できるから,もし他人が一緒でも眠れるならどう?と提案してくれた.喜んで頼んだ.
頼んでから2日後にその子の名前を知らないことにきづいた.
やっと月初めに買ったCD-R/RWドライブのテストを兼ねてCDを焼いてみた.
作ろうとするのはオーディオCD.素材はmp3.
メディアは,このごろは700MBというのがあるのだなぁと思いながら買った太陽誘電のもの.
ソフトはB's Recorder Gold.
データを登録して,12倍速を指定,テスト後,書き込み.あっという間に終わる.
素晴らしい!と,再生しようとした.
……CDプレイヤーソフトが起動しない.おかしい.エクスプローラーで見てみる.Audio CDとは出ているのだが,中身のCD-DAデータが見えない.
うーん,古いCD-ROMでは700MBメディアが扱えないのだろうか?
そこで,ハードに付属していた640MBメディアを使って焼いてみる.
すぐに作業完了.だが,またも再生はできない.
そのCDをコンポに移して再生をしてみる.曲数の表示は正しい.だが,再生してみて気付いた.だいたい3秒ぐらいで次の曲に移ってしまう.これは…アドレス情報(とでも言うのだろうか?)部分しか焼けてないのでは?
あわててB's Recorder Goldの画面を見なおす.このアイコンは…サウンドデータだと認識してない??
説明書を読み返し,扱えるのは「サンプリングレート44.1kHz,16kbitステレオWAVEファイルおよびAIFFファイル,CD-DA規格のデータもしくはMP3」という文章の修飾文節は列挙してあるすべてのデータにかかっていることに気付く.22.1kHz,32kbitモノラル.
あわててサンプリングレート等々を変えるソフトを探し,SCMPXを導入して21このファイルを変換し,もう1度700MBのメディアに焼いてみた.
今度は若干時間がかかった.手応えがあった,と思った.ちゃんと焼けてた.感動した.
いやぁ,いろいろあったけど,素晴らしいですね,最近の技術は.3年前はエラー回避の機能もなく,12倍どころか2倍なんて速度で焼くのももってのほかだったけど,今ではまったく平気なんだからなぁ.(そりゃ,さまざまなアプリケーションを停止するという操作はしたけど)
今日,バイト先はなぜかとても暇で,私はボーっと座っていた.そのとき,突然,2ヶ月ばかり前に会った奇妙な人が誰だか思い出した.
私は今のバイト先のほかに,そこの出先機関でもバイトしていたことがあるのだが,そこの人だったように思う.4月になって移動で戻ってきたのに違いない.
なんてこった!奇妙な人扱いしてしまった!すんません.
ちなみに名前は思い出せないまま.
また,献血の呼び出しを食らった.
今度の看護婦さんはむちゃくちゃ針を刺すのがうまくて,刺したのが分からなかった.いや,じっと見てたから刺したのは分かってたんだけど,痛みを感じなかったのよ.うむ,素晴らしい.
そして,いつものことながら,特別待遇で帰ってくる.おそらく,成分献血なんぞにホイホイ応じる暇人はあまりいないからなのだろう.