悔恨の日

『悔恨の日』を読み終わった.やっぱ,泣けた.最後の数章は気分が低空飛行して Good-bye, sir. に涙.

それはおいといて,事件の展開についてだけど,直線的だし,まだ納得いかないところもあっていまいち.ただ,これについては私の読書が常に斜め読みで(ときどき,自分が5行1度に読んでいるのではないかと思うことがある),精読してないことも原因かもしれない.

僕としては前作『死はわが隣人』か前々作『カインの娘たち』で最終巻であっても良かったな.

NHK の来月放送番組の紹介を見たら『The Remorseful Day』の邦題が『最後のミステリー』となっていた.重みも情緒もない邦題だな.勘弁してくれよ,まったく.

だがしかし! なんと,『主任警部モース』製作ドキュメンタリーを放送してくれるらしい.エライ! 見たいとは思ってたけど,原作分11作しか放送しない NHK がやってくれるとは思わなかった.ありがとう,NHK!

悔恨の日 (文庫)

日時: 2001年6月 9日 | 感想 > 本 |

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