初日でした.全員の名前を読み上げられ書類を手渡されました.うっわ,学校っぽい!
与えられた席におとなしく座っていましたが,
「おとっちゃん」と呼ばれている人が少なくとも3人!
乱れ飛ぶ富山弁!(理解不能)
そして,今日覚えた人の名前2人.
コミュニケーション,大丈夫だろうか.
緊張していたかといえば,まぁちょっとは緊張していたかもしれませんが,15時ごろから眠くてかなわず,それどころじゃありませんでした.気力で目を開けてました.
にもかかわらず,細かい作業を申し付けられ,定時を過ぎてもうんうんうなりながらチェックしてました.とうとう,「明日にしられ」と言われてフラフラと出てきて帰りに道に迷いました(注:普通はどんなにやっても迷うような道ではない).投げやりに運転するのはやめよう.
今日,いきなり A4 用紙2枚ちょっとにわたる英文を渡され,「明日までに訳して」と言われる.
「内容は?」
「ウィルス学」
し,知るか~!!
私は昔から「噂・流行が最後に到達する(時には全然到達しない)」人間ですが,今日,はじめて BAD_TRANS を受け取りました.(即刻削除)
昔はコンピューターウィルスなんてまれな存在だったのになぁ.
ネロ・ウルフの名前はずいぶん前から知っていた.美食家で,ものすごい巨漢なんだそうだ.読んだことは無かったのだけど,その名前だけは頭に残っていて,ピーター・ユスチノフ版のポワロを見るたびに,「ポワロというよりネロ・ウルフだなぁ」と勝手に思っていた.
さて,そんな私がミステリ専門誌EQのバックナンバーを大量に手に入れたのは,実はメグレのためだったのだが,その背表紙に何度も踊る「レックス・スタウト」「ネロ・ウルフ」の文字.それまで私は作者の名前を「レック・スタウト」などという,どこぞの資格試験学校のような名前だと勘違いしていた.ふぅむ,一つ読んでみるか,と手にとったのが『ロデオ殺人事件』続いて『シーザーの埋葬』.
これがまた,ものすごくテンポがいい.なんと言っても,会話が魅力である.探偵はネロ・ウルフなんだけど,その助手にして語り手のアーチー・グッドウィン君(ハンサムさんらしい)がまたプロに徹していていい.減らず口を叩かせたら天下一品.どうやったらそんな会話が思いつくんだってほどの丁丁発止のやり取りが堪らない.たとえば,『シーザーの埋葬』の冒頭,アーチー君運転の車がひっくり返った場面.
- ウルフ
- ふざけるのはやめてもらいたい。これからどうするのかね?
- アーチー
- あなたのことは知りません。でも、ぼくはわれとわが身を滅ぼすつもりです。先日の新聞に,皇帝を失望させた日本人は必ず自殺するって記事が載ってました。僕も日本のやつらには負けませんよ。これはセップクと言うのであります。あなたはたぶんハラキリだと思ってるでしょうが,彼らはそういう呼びかたをしないんです。少なくとも,めったにそうは呼びません。正しい名称はセップクです。
なんだってそんなくだらんことを知っておるのだ,アーチー!(笑)
オチの方はいつもなんとなく知りきれトンボ.証拠をびしばし並べ立てて「さあどうだ!」という具合に切れのいい終わり方じゃなくて,「証拠は無いがこちらには戦う用意がある,それを避けたければ潔くすることだな」という程度で終わることが多いからだろう.でも,読んでてとても面白い.
ところで,アメリカの CATV で 2000年から制作されているドラマがあるようです.写真を見た限りでは配役(アーチー役=ティモシー・ハットン,ウルフ役=モーリー・チェイキン)は良さそう.公式ページを見る限りアーチーのほうが目立ってます.まぁ,原作もそんな感じだけど.50年代風のファッションもなかなか良いので,一度見てみたいです.
《ネロ・ウルフ シリーズ 作品リスト》
- HM(35)-3『毒蛇』
(原題 Fer-de-Lance)1934
- HM(35)-2『腰抜け連盟』
(原題 The League of Frightened Men)1935
- HM(35)-6『ラバー・バンド』
(原題 The Rubber Band)1936
- HM(35)-4『赤い箱』
(原題 The Red Box)1937
- HM(35)-1『料理長が多すぎる』
(原題 Too Many Cooks)1938
- 光文社文庫『シーザーの埋葬』
(原題 Some Buried Caesar)1939
ご自慢の蘭のために珍しく出かけた田舎での事件.しょっぱなから車がひっくり返ったり牛に追いかけられたりで大変なことになっている.「炭疽菌」という単語はこの話で始めて知った.この話を読んでしばらくして白い粉があちこちに送りつけられる事件が発生してびびった.ちなみにシーザーは「ジュリアス・シーザー」ではない.以降,アーチーとはつかずはなれずな関係になるリリー・ローワン登場.
- HPB(439)『我が屍を乗り越えよ』
(原題 Over My Dead Boby)1940
- EQ '93.7-9『遺志あるところ』
(原題 Where There's a Will)1940
- EQ '83.3『苦いパテ』
(原題 Bitter End)1940
- EQ '86.3『黒い蘭』
(原題 Black Orchids『Black Orchids』収録)1940
- EQ '86.7『死の招待』
(原題 Cordially Invited to Meet Death『Black Orchids』収録)1940
- EQ '88.1『まだ死にきってはいない』
(原題 Not Quite Dead Enough『Not Quite Dead Enough』収録)1944
- EQ '86.9『ブービー・トラップ』
(原題 Booby Trap『Not Quite Dead Enough』収録)1944
- 世界推理小説全集(19)『語らぬ講演者』
(原題 The Silent Speaker)1946
- EQ '90.1-3『女が多すぎる』
(原題 Too Many Women)1947
- EQ '98.9-'99.5『Xと呼ばれる男』
(原題 And Be a Villain)1948
- 探偵倶楽部 '57.3『死の前に』
(原題 Before I Die『Trouble in Triplicate』収録)1949
- 別冊宝石87号(フィルポッツ&傑作中編集)『求む、影武者』
(原題 Help Wanted, Male『Trouble in Triplicate』収録)1949
- 世界短編傑作集『証拠のかわりに』
(原題 Instead of Evidence『Trouble in Triplicate』収録)1949
- The Second Confession 1949
- EQ '93.5『二度死んだ男』
(原題 Man Alive『Three Doors to Death』収録)1950
- EQ '88.7『花のない葬礼』
(原題 Omit Flowers『Three Doors to Death』収録)1950
- EQ '89.5『死の扉』
(原題 Door to Death『Three Doors to Death』収録)1950
- In the Best Families 1950
- EQ '85.7『翼ある拳銃』
(原題 The Gun with Wings『Curtains for Three』収録)1950
- HMM '79.11『セントラル・パーク殺人事件』
(原題 Bullet for One『Curtains for Three』収録)1950
- EQMM '62.1『ねじれたスカーフ』
(原題 Disguise for Murder『Curtains for Three』収録)1950
- Murder by the Book 1951
- Prisoner's Base 1952
- 別冊宝石123号(特集・世界の名探偵)『身から出た錆』
(原題 Home to Roost『Triple Jeopardy』収録)1952
- EQMM '57.12『巡査殺し』
(原題 The Cop-Killer『Triple Jeopardy』収録)1952
- EQ '96.7『ヒーローは死んだ』
(原題 The Squirt and the Monkey『Triple Jeopardy』収録)1952
- HPB(177)『黄金の蜘蛛』
(原題 The Golden Spiders)1953
- HMM '86.2『美しい容疑者たち』
(原題 Invitation to Murder『Three Men Out』収録)1954
- EQMM '63.10『ゼロの手がかり』
(原題 The Zero Clue『Three Men Out』収録)1954
- HPB(729)「EQMMアンソロジーII」収録『ワールド・シリーズの殺人』
(原題 This Won't Kill You『Three Men Out』収録)1954
- しゅえっと『ザ・ブラック・マウンテン』
(原題 The Black Mountain)1954
- Before Midnight 1955
- EQ'80.5『法廷のウルフ』
(原題 The Next Witness『Three Witnesses』収録)1956
- EQ'95.1『人を殺さば』
(原題 When a Man Murders『Three Witnesses』収録)1956
- EQ'95.1『真昼の犬』(新潮文庫『いぬはミステリー』収録)
(原題 Die like a Dog『Three Witnesses』収録)1956
- HMM'81.5-6『殺人犯はわが子なり』
(原題 Might as Well Be Dead)1956
- カッパまがじん'77.5『死を招く窓』
(原題 A Window for Death『Three for the Chair』収録)1957
- EQMM'58.7『殺人はもう御免』
(原題 Immune to Murder 『Three for the Chair』収録)1957
- EQMM'59.10 / HMM'72.10『探偵が多すぎる』
(原題 Too Many Detective『Three for the Chair』収録)1957
- If Death Ever Slept 1957
- 『クリスマス・パーティ』(新潮文庫『クリスマス12のミステリー』収録)
(原題 Christmas Party『And Four to Go』収録)1958
- EQ'87.5『イースター・パレード』
(原題 Easter Parade『And Four to Go』収録)1958
- HMM'76.2『独立記念日の殺人』
(原題 Fourth to July Picnic『And Four to Go』収録)1958
- 『殺人は笑いごとじゃない』(新潮文庫『ビッグ・アップル・ミステリー―マンハッタン12の事件』収録)
(原題 Christmas Party『Murder is No Joke』収録)1958
- Champagne for One 1958
- Plot It Yourself 1959
- Too Many Clients 1960
- HMM'75.2『ポイズン・ア・ラ・カルト』(創文『ディナーで殺人を(下)』収録)
(原題 Poison a la Carte『Three at Wolfe's Door』収録)1960
- EQ'92.9『第三の殺人法』
(原題 Method Three for Murder『Three at Wolfe's Door』収録)1960
- EQ'98.7『ロデオ殺人事件』
(原題 The Rodeo Murder『Three at Wolfe's Door』収録)1960
- EQ '97.7『究極の推論』
(原題 The Final Deduction)1961
- EQ '92.5-7『ギャンビット』
(原題 Gambit)1962
- 『殺人鬼はどの子』(HM『クィーンズ・コレクション1』収録)
(原題 Eeny Meeny Murder Mo『Homicide Trinity』収録)1962
- Death of a Demon『Homicide Trinity』収録 1962
- Counterfeit for Murder『Homicide Trinity』収録 1962
- The Mother Hunt 1963
- EQ'79.11『殺しはツケで』
(原題 Kill Now-Pay Later 『Trio for Blunt Instruments』収録)1964
- EQ'78.7『スイート・コーン殺人事件』
(原題 Murder Is Corny 『Trio for Blunt Instruments』収録)1964
- EQMM'64.6『血の証拠』
(原題 Blood Will Tell 『Trio for Blunt Instruments』収録)1964
- A Right to Die 1964
- 光文社文庫『ネロ・ウルフ対FBI』
(原題 The Doorbell Rang)1965
- Death of a Doxy 1966
- EQ '82.1-5『ファーザー・ハント』
(原題 The Father Hunt)1968
- Death of a Dude 1969
- HM(35)-5『マクベス夫人症の男』
(原題 Please Pass the Guilt)1973
- HM(35)-7『ネロ・ウルフ最後の事件』
(原題 A Family Affair)1975
視力測定のとき.測定者は,どのあたりから測定を始めるか決めるために前回の視力を訊いてから測り始める.
- 測定者
- 普段,眼鏡してますか?
- Aさん
- いえ,コンタクトなんです.
- 測定者
- 今,入れてますか?
- Aさん
- あ,はい.
- 測定者
- じゃ,入れてどれぐらいですか?
- Aさん
- 4年ぐらい…
とたんに,測定者,ツボにハマったらしく,笑い転げる.視力がどれぐらいか訊きたかったらしい.
残業をして疲れた体でハンドル握って,駐車場から左折したとたん,ボッコン という音がして突然,覚醒する.
ま,まさかぶつけた? こんな何もないところで? もはや初心者期間でもないというのにいまさら?
そのまま走りつづけて家に帰って見てみたら.
見事に左後部ドアがへこんでいた.
寝かけながら運転するのはやめよう.……やめたいものだ.
昨日の続き.
私としては,別にドアがへこんでいても走りさえすればまったくかまわないのだが,車の所有者は父なのでそういうわけにもいかない.保険会社に連絡をとった.
ごはんを食べた後,ボーっとテレビを眺めていたらとつぜん,
このなつ ふっかつ ビバクイズ
の文字が.うっわ~.
(超ローカルネタですまん)
しばらく,父の車で通勤である.普段使っている車より少しだけ大きくて,戸惑う.同じ調子でアクセルを踏むと加速が強すぎるのである.
まぁ,車庫入れに関しては,家の前の駐車スペースの関係で異様に鍛えられているから別にいいんだが.
電話がかかってくるたびに名前を忘れている人と食事をした.
人の名前を覚えることに関してはまるっきり自信がない.関わる人たちには名前をでっかく書いたハチマキをずっとしていて欲しいと常々思っている.
しかし,最近私のかかわる人は,医学部の教授という人が結構いる.とりもなおさず附属病院のお医者さんである.
医者たちが名前を大書したハチマキをして闊歩している大学病院.
想像して笑いがこみ上げてきた.
(このように,私はときどき妙なことを考えて1人で笑っていることがあります.変な人ですが,見捨てないでください)
突然ですが,『ハーメルンのバイオリン弾き』について語ります.
先週のこと,電気屋に延長コードを買いに行くことにした私は,途中の古本屋に寄ることにしました.というのは,最近連載が始まった『パプワ』に出てくるリキッドが誰だったかすっかり忘れてしまったため,昔のを立ち読みする気だったのです.しかし,ガンガンのコミックのあるあたりに『南国少年パプワ』は売っていませんでした.
棚を眺めながら,そういえば『ハーメルンのバイオリン弾き』って結局はどういう話だったか通して読んだことなかったなぁと思い,1巻から読み始めました.
私は持続力がないので連載を毎回追いつづけるということはできないのですが,一気読みには強いのです(強い弱いの話なのか?).
ガーッと20巻ぐらい読んだら結構面白く,結局,次の日漫画喫茶に行って真夜中過ぎまで全巻読み通しました.連載時は「話が進まねーなー」と思っていたものですが,一気読みすると気になりませんね,うん.
好きなのはライエルです.貧乏くじ引きまくりな人って好きなんですよ.
その足で,レンタルビデオ屋に行って,TVアニメ版ハーメルンを3巻借りてきました.
演出なのか何なのか止め絵がやたら多い.
アニメーションしてないじゃん,これ.しかも,シリアスしてるよ,おい.
でも,これはこれでけっこういいなぁ.
と,突然に『ハーメルンのバイオリン弾き』熱が吹いているんですが,思い出せなくて気になっていることがあります.誰か教えてプリーズ.
何かというと,プロト・ハーメルンのことです.
実を言いますと,私が最初に『ハーメルンのバイオリン弾き』を読んだのは連載前のことでして,確か中学の頃でした.富山は西町というところにある清明堂という本屋さん(今はない)の1階南東隅に漫画雑誌が置いてあって,そこで立ち読みした中に投稿作品かなんかとして掲載されていたのが『ハーメルンのバイオリン弾き』でした.寸評に「ちっともヴァイオリンに見えない」などと書かれていて,「アホか,作者分かってるから何度も『超特大ヴァイオリン』って書いてるんじゃん」と思ったものでした.
その作品がいつの間にか連載漫画になっていてびっくりしたんですが.
このプロト版が掲載された雑誌の名前と時期を知りたいんです,ただ単に.
もはや10年以上も前のことなんですが.
知ってる人,よろしく.
ハーメルンのバイオリン弾き
次の苗字を読んでください.
「 門廻 」
50音順で並んでるのになんで「杉森」の次なんだ~!!(魂の叫び)
3連休は3連荘で変な夢を見た.今日のが一番変だったので書いてみる.
私は中年サラリーマンだった.会社はオフィスビルの1フロア.上の階には別な会社が入っている.上の階の会社は個人のもので,社員も1人.その人とは知り合いで,たまに一緒に飲みに行く.なぜか知らないが,その人の名前は「シレーヌ黒谷」とかなんとかいうタレントかリングネームみたいな名前だった.ちなみに,おもいっきり中年男性日本人だ.
一緒に飲みに行った次の日,黒谷さんのオフィスに行ってみると,これでもかというぐらい荒らされていた.暴力団の仕業だったらしい.荒らされたオフィスの中で郵便物を見ながら「そうかー,黒谷さんって『ラシーヌ』って名前だったんだ,ずっと『シレーヌ』だと思ってた~」とぼんやり考えている自分がいた.
そこへ黒谷さんが血相を変えてやってきた.この状態は予想していたらしく,怒ってはいるが驚いている様子は無かった.黒谷さんはヤクザだったらしい.「そうか,黒谷さんはヤクザなのか.じゃ,こわもてのあんちゃんに因縁つけられても黒谷さんが一緒なら安心だなー」と思った.
その夜,会社の同僚(女の子)を連れて黒谷さんと一緒に飲みに行くことになった.お店に向かう途中,女の子は私にぴったりと寄り添ってきたので,「かわいいなぁ」と思いながら,肩に手を回したら,黙ってやんわりと肩から手をはずされた.
すいません,ごめんなさい,とさんざん謝った.
そこで目が覚めた.
4月が終わって行く.
半ばに全血献血400ml やって,その1週間後に血液検査で血を抜かれ,その際,待ち構えていた人に「基礎データの収集にご協力ください」ともう1本血を入れる試験管を渡されたものだ.
今月,血,抜かれすぎだと思う.
ちなみに毎度のことだが,ツ半でなかなか赤くならず,結局,2回やった.
今月,針,刺されすぎだと思う.