よもやATでエンストとは

昨夜からしんしんと雪が降っていたのには気づいていたのだが,たかをくくっていつも通りの時間に外に出てみたら,あらびっくり,車の上に奇麗な雪がうず高く.

丈の短い冬靴から長靴に履き替えて,膝ぐらいの雪から掘り起こすのに30分.既にして始業時刻は過ぎている.

やることなすことテキトーなので,遅れていることはいまさら気にせず出発する.

さほどひどい渋滞でもなかったのだが,大学構内に入ろうかというところで車が列を成していて道が流れない.「かんべんしてくれー」とひとりごとを言いつつ,待っているうちに,エンジンがなにやらガタガタと異音を立てだした.

なんかやな感じだと思いながら,少しずつ,少しずつ,動かして急な上り坂に差し掛かったところ,エンジン,止まる.かんべんしてくれ~!! ATなのにエンストかよ!!

エンジンをかけなおして駐車場にたどり着くが,スペースを探してノロノロと移動するうちにまた止まる.あかん,低速を保てない.

もっかいかけなおす.エアコンを切ってみる.ちょっとマシになったが,たちまちガラスが曇る.別な駐車場に行ったところで,また止まる.しかも,通路のまんまん中や.あかん,回転数低いまま保てないから,スペース作って一気に入ってしまわないと成らん.

おもわず,後ろに三角立てて,スコップ持って掛け戻り,雪かき.

しようとしていると,大学にたどり着いたAさんがやってきた.早口でAさんに状況を説明したところ,

「おーい,エンジン掛かる?ここにスペースあるよ」

そこになんとか退避させ,朝の悪戦苦闘が終わる.

しかし,もちろん,帰りと言うものがある.

最初は調子が良かった.エアコンもかけられたし.

ところが,渋滞にはまった頃からエンジンがまたガタガタ言い出した.止まるたびにニュートラルに入れてアクセル踏んで活を入れたりしてたんだがとうとうエンストした.しかも,交差点の真ん中で.

慣性で向こうに渡ってからそーっと止まり,後続車に心の中でゴメンナサイと言いながらかけなおす.幹線を走っているというのに,その後また3回止まる.

あまりに申し訳ないので,横道に入る.横道ってヤツは除雪が十分でないので道がひどいのだが,しょうがない.が,曲がろうとしたところでまた止まる.

どうにかこうにかだましだまし家に辿りついたが,だめかもしれん,この車.

日時: 2003年1月29日 | 雑記 |

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