25・26と仙台に行きました．あいにくの雨で（後で台風の影響だったと知りましたが），とても観光をする気になれず，駅前付近をウロウロ．そして，ひょいと入った本屋がその規模にしてはなかなか洋書が充実していて，驚きながら眺めていますと，英語だけではなく，ドイツ語の本だのフランス語の本だのも並んでいました．

そして見よ，ソロモンよりも偉大な者がここにいる――じゃなくて，メグレ物が並んでいる！中には，入手困難な“Liberty Bar”もなぜかある！

「落ち着け，入手困難なのは日本語版だ」と自分に言い聞かせて（フランス語版は2004年に再販したので，今はまだ比較的手に入る），その場を離れたのでありました．

でも，『自由酒場』とか『メグレ警部と国境の町』とかは，自分で思う存分訳文を作って手元に置いておきたい気がするなあ．

後で，この本屋が丸善であることに気づき，納得したのでありました．