魔がさすとき(城紘一郎)

実際の事件をベースにフィクション風にしたてた11の事件と,それに対するコメントから成る本.

いくつかの事件は被害者も病んでいたのではないかと思わせる.どちらにせよ,著者の眼差しは悲しげで優しい.

特に「異常な心理」を描いているわけでもないのが,逆にどこでも犯罪に行き会いそうで夜中に読んでいたら恐くなってしまった.

2006/2/13 読書開始 - 2/14 読了

日時: 2006年2月26日 | 感想 > 本 |

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