昨日のことだが,吸血車,じゃない,献血車が来ていたらしく,折りたたみ机で簡易受付所ができていた.
たまたま財布を持っていて,たまたま献血カードが中に入っていたので,「これも縁か」と思って,受付に.
座って,紙を書こうとしたら,相手が急に声を潜めて話しかけてきた.
「この2,3日のうちで成分頼めんかね?」
「はあ,いいですけど」
「いつならいいけ」
「平日は無理です」
時間がかかるからなかなかやってくれる人がいないとか,平日の方が空いているとか,まあ,その辺の事情はよく知っているので,先に牽制.
「そうけ,やっぱり平日ちゃダメけ」
「ええ.土日なら」
「なら,今度の土曜日でも日曜日でも月曜日でもいいから来てくれんけ」
「いいですよ」
「結局ね,10人来てもAB型ちゃ1人しかおらんでね」
「はあ」
その日の献血を止めることにして,立ち上がった私に,
「コレ,持ってかれ」
とジュースを押しつける受付の人.
どうもよっぽど足らんらしい.
というわけで,土曜日は成分献血に行くですよ.
ちなみに,私の成分献血成功率は低いことを受付の人は知らない.(副作用であかんかったり,看護師さんが針を刺すのに失敗したり,貧血起こしたり,まあ,いろいろ)