夢二郷土美術館

10時頃から見物を始めた刀剣の里から岡山へ帰ったのは,14時頃.なんとなく蕎麦をかっ込んで,目指すは夢二郷土美術館.時間があれば見たいと思ってはいたのだ.展示品は100ぐらい,美術館としては小さそうだし,なんとなく半端なこの時間で見て回れるだろうと.

場所としては後楽園のはずれ.岡山駅から岡電バス藤岡団地行きに乗ります.140円なり.

入館料は700円.やはり,こぢんまりとした美術館ではありましたが,「え?こんな絵も描いてたの?」というような作品が見られました.私,実は夢二の美人画はさほどには好きではないんですけど,夢二について回る大正浪漫の雰囲気に魅せられるのです.

油絵もあったんですが,これ,持っててもきっと夢二だってわかんない.

町の風景を描いたイラスト風の絵もあったんですが,「たがみよしひさ氏のイラストです」と言われたら,きっと信じます.(『なあばす』を思い出していた私)

浴衣のデザインなんかもありました.質素な感じでいいです.

この人,思ったより素朴だったんかなあ.

子供と一緒に後楽園を散策している写真がありましたが,鶴がすごく近くにいました.いいなあ,鶴.(夢二はどうした)

書簡も公開されていましたが,便せんがまた良くて,そこに達筆で書かれていました.字の並べ具合がいいんだなあ.

閉館時刻は17時(入館は16時半まで)だったので,見切れるか心配でしたが,心配することもなく1時間ぐらいで見終わりました.

帰りはテクテク歩いて,本日終了.

日時: 2006年9月24日 | 旅行記 |

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