先斗町を歩いてみたかったので,木屋町通りからちょっと横に入りまして先斗町へ.
いえね,東京に住んでいた時に池袋パルコ8Fにあった「先斗入ル」という京風スパゲッティの店が気に入っていて,その名前の由来とおぼしき先斗町に行ってみたかったのです.
ちなみに,その店の名前を私はずっと知らなかったのですが,ある時,NKが東京に遊びに来たので一緒に入ったら,京都狂いのNKが名前を見て「先斗町にもあるのかね?」と言ったので,気づいた次第.覚えないのは人の名前だけではなかったのか.>自分
先斗町を見たとたん思ったのは,「うわ,狭ッ!」でした.その狭い路地に両側から突き出すように看板が出ています.火事になったらたちまち延焼しそうだと要らん心配をしながらぶらぶらと歩いていきます.
なんだか料理屋が多いところですが,ところどころに他のお店もあります.うさぎグッズばっかり集めている店がありまして,私はそこでお香を買いました.(何故?)
とある漆器店に入ったら,外人さん二人(たぶん,夫婦)がいらっしゃいまして,しばらくすると,店員さんに「next post, next post」と訊きだしました.店員さん,はてなが飛んでいたようでした.私はまあ見捨てて出てきてしまいましたが,「Moechten Sie zur naechste Post gehen?」とぐらい訊いてあげればよかったかと(夫婦間ではドイツ語しゃべっていたのである)つらつらと考えていてハタと気づきました.
ドイツ語のnaechstには英語で言うnearestの意味とnextの意味があります.つまり,
naechst Post
↓
○ nearest post
× next post
だったんじゃなかろうか.
まあ,気づいたって後の祭りです.
教訓:外人のしゃべる英語が必ずしも正しいとは限らない.