機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

避けて通ってきたんですが,逆シャア観ました.

なんで避けて通ってきたかというと,泣くだろうなあと思っていたからです.

......やっぱり泣いたよ.

でも,観る前はシャアが可哀相になるんじゃないかと思ってたんですが,そこじゃなくて,ブライトさんが「ラー・カイラムで押すんだよ!」と騒いでいる中,あちこちからMSが飛来してみんなで押しに来るところです,泣いたのは.耐えきれずにあるいは溶解しあるいは吹き飛ばされ,その光景が眼前にあるにもかかわらずみんなで取り付きに来るところです.

シャアはさっぱり可哀相じゃなかった.だって,この人,本当に自分のことしか考えてないんだもん.ナナイやクェスの事だけじゃなく.「人類全体をニュータイプにするには云々」という台詞はあったけど,その実,そんなこともどうでもよかったというのが本音なんじゃなかろうか.何人かの人に「あの人は純粋すぎる人よ」と言われているんですが,「どこのガラスの少年だ」と思ったのは事実.お子様はでかい力を持ってはいけません.

「お子様は~」というのはクェスやハサウェイにも言えますね.もし,MSに乗っていなければ,彼らはあんな事せずに済んだのにと思うんですよ.

クェスは本当に訳分からなかったなあ.

意外だったのはハサウェイです.私,ハサウェイの存在を知ったのは『閃光のハサウェイ』だったので(よりによって!),逆シャア観て,普通にいい子じゃんと驚きました.ハサウェイが極端に走ったのは,最後の所だけだよね.それを思うに,やっぱりお子様に力があっちゃいけないと思うんです.

全体に,枝葉ばっさり切り払って作戦行動に始終していたので,スピードがありました.面白かったです.

2006.12.10 視聴

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

日時: 2006年12月17日 | 感想 > 漫画/アニメ |

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