マリアージュ・フレール

おおざっぱな舌をしているので微妙な味は分からないのだが,紅茶かコーヒーかと言われれば紅茶と答えるほどには紅茶党である.

そんな私にNさんが有楽町に行くなら,紅茶専門店がある,と教えてくれた.

「名前は確か......マリアージュ・フルーレ」

「どこにあるんですか?」

「駅から松坂屋のある大通り行く手前のちょっと入ったとこにあるんです」

「近そうですね.調べてから行きます」

「......名前,フレールだったかも」

「ああ,フルーレじゃ剣ですからね」

「そうなんですか?」

そんなことばかり知っててすいません.

有楽町駅から出発したとすると,数寄屋橋のある通りを三越の方向へと歩いて行くと右手にすずらん通りという若干小さめの通りがある.お店は通りの右側(数寄屋橋側)にあった.

1階は茶葉を売っていて,茶葉が入っているのだろう缶が壁の上から下まで並んでいる.いっしょにお香も売っていたんだが,香りが混じったりしないのだろうか?

食事ができるのは2階である.お店は広くはない.テーブルも小さいので作業は無理(←何をする気だ).人と話をしたり,文庫本読んだりぐらいしかできないだろう.昼食時の間隙を縫ったのか,私はすんなり待たずに入れてしまったが,その後に次々と客が来たので,普段は混んでいるのかもしれない.

ランチは一品物6種類から選ぶ.なかなかコジャレた料理が出るが,まあ2520円出してるんだから,それなりの物が出てこないとおかしい.紅茶は大きなまん丸ポットに出てきて,カップ3杯はあって満足.小さなパンはお代わりできる.前菜はスープとサラダから2択.ケーキをつけるともうちょっと高くなる.ガラスケースの中のケーキが色鮮やかだった.

接客は丁寧だったが,もうちょっとこなれて来ると自然で良いだろうなと思う.

会計は1階の階段向かいのブース.雰囲気作りのためか機械は隠してあるけど,ちゃんとクレジットカードの回線は来ていた.

ここはマルコポーロというブレンドが有名らしい.フランスの紅茶屋だというのに,なぜマルコポーロなのだろう.茶葉が切れている時に来たら買ってみたい.

日時: 2008年9月16日 | 旅行記 |

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