レーツェル口調縛りも5日目だな.我が友・群青にはあの気の毒な将軍の口調をリクエストしたいところだが,いかがかな?
私は,紅茶をこよなく愛する者だ.沸いた瞬間の熱湯をポッドに注ぎ入れジャンピングが始まる時には,ささやかな勝利感めいた物を味わうことができる,なかなか至福のひとときだぞ.
いついかなる時も愉悦を忘れないことは大事なことだ.だが,任務に就いている時には,ポッドを使って穏やかなティータイムをゆったりと楽しむというわけにもいかないことが間々あるだろう.かといって,むやみやたらとお湯を真紅に染め上げるティーバッグにはどうも食指が向かない.
次善の策がストレーナー付きのマグカップだ.しかし,長年愛用していた陶器のマグカップを,私としたことが年末に割ってしまった.それを機に近くの雑貨店Earl Grayに探しに行き,見つけたのがリバースのウォールマグSS13というわけだ.
外側は樹脂,中はステンレスで,高級感も漂わせた渋い色合いが所有欲をくすぐるというものだ.
ストレーナー部はフタに装着するようになっており,メッシュであるため抽出もすぐできるのが便利だが,お湯を入れる時は量を加減をしないとあふれるため注意が必要だ.
頃合いを見計らって蓋ごと引き上げた後は,よくお湯を切って裏返して置いておくことができる.
最近,蓋に飲み口が付いていることに気がついたのだが,おそらく私が使うことは一切無いだろう.スターバックスなどでもそうだが,あのような小さな飲み口で熱い物を飲むなど,火傷の危険を鑑みると,とても考えられない.
概ね満足した品だったが,ふたつ難点がある.ひとつは電子レンジで使えないこと,もうひとつはコーヒーカップの上に乗せて湯を注ぐ簡易なドリップコーヒーが,商品によっては口が広すぎるため支えていないと落ちそうになることだ.とはいえ,私には今のところは大きな問題とはなっていない.
ところで,ウォールマグのサイトに掲載されているポーターというタイプの品が昼食の際に便利そうに思っている.購入の候補に挙げておこう.