赤ひげ

長坊連呼でボロ泣き.(ここ,泣いてる人多かった)

この前にお別れに来る長坊がいじらしいじゃん.いいところに行くんだと言ってるくせに,全部知ってるんだもん.今日の姉ちゃん,本当に綺麗だとニッと笑った後でひどく暗い顔するんだもん.止めろ,追いかけろ,って思ったわ.

ちゅうわけで,『赤ひげ』.黒澤映画最後の白黒作品であり,最後の三船敏郎出演作である.

長い映画で,いちおう,新出去定(にいできょじょう)こと赤ひげと保本登という養生所の医師師弟の関係を軸に,他の人々の関係やエピソードも語られる.いちおう,保本主軸はぶれないので『どん底』みたいに主人公不在という感じはさほどしない.

時代劇に分類すれば分類されるんだけど,医者だから三船さんはさほど暴れない.が,「うーむ,これはひどい」「医者ともあろう者がこんな乱暴なことをしてはいかん」の場面は「いやいや,あんた,何言ってんのー?!」と思った(笑).もしかしたら,人体分かってる分,質(たち)が悪いかもしれない.

赤ひげ [DVD]

日時: 2010年5月 1日 | 感想 > TV/映画 |

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