- Sousui
- ねえ,『もし女子マネージャーがドラッカーを読んだら』とかいう本持ってない?
- 父
- 持っとるよ.
- Sousui
- どこにある?読みたいんやけど.
ちゅーわけで,ゲットー.題名見たら,正式名称はだいぶ長かった.
文章が良いわけではないので,読み始めはなかなか辛かったんだけど,反省会みたいので先生が怒鳴った辺りから引き込まれたなあ.
マネージャーが経営者でなくていい,上司がいていいというのが目から鱗だった.ともかく,ドラッカーの『マネジメント』を読みたくなったのは確かだ.
それと,顧客というのが野球部自身であり,マネジメントやってみようとしたみなみ自身でもあったんじゃないかと思う.こういった,組織自体も熱意を捧げられる状態って理想だなあと思う.
最近,私は給料以上の利益を勤務先にもたらしているのかなあ,と疑問を抱いている.ちょっと自信がない.労働の対価を得ているという視点だと時間や手間が掛かったら給料もらえて当然だになるのかもしれないけど,「利益」という視点に立つと,量るのが難しい.時間が利益に結びついていないなら,組織のありかたや仕事のやり方の方に問題があるのだろう.「マネジメント」を実践に落とし込むことこそが難しいのだろうけど,考え込んでしまった.
あ,ドラッカーの『マネジメント』は味付けであって,どちらかというと青春小説的に気楽に読めます.