特に特撮ファンというわけでもないんだけど,撮影のための工夫とか仕組みなんかには興味がある.
東京都現代美術館の特別展特撮博物館は,たまたまau携帯の料金ページ見てたら広告があって「なんやそれ.庵野秀明ってアニメの人やないの?」と思って検索掛けたら,特撮博物館が超すごかったので、おすすめと注意点という観覧ガイドという記事が引っかかって,読んでたら俄然行きたくなり,コミケだけのために東京に行くのもなんだなぁと思ってたこともあって,8/11にワクワク行ってきた.
記事にあったとおり,音声ガイドをゲットして,展示を見る.模型と一緒にポスターもあって,そういやこのての絵柄のポスターなんてもう見ないよなぁ.東宝映画のポスター見ると黒澤組の俳優さんなんかもチラチラ名前があって妙に嬉しい.作品解説もあるし,音声ガイドあればテーマ曲もあるし,模型いちいち解説してくれるし,面白いよ.オリジナルの轟天号を今回やっと見た!それから,あのオキシジェンデストロイヤーの撮影用オリジナルがあって,別にゴジラさほど面白いと思ったわけじゃないけど,妙に感動した.ゴジラはやっぱりあのテーマ曲がいい.
中程まで行くと,この展示のために撮影した『巨神兵東京に現わる』という短篇作品が見られる.あれですよ,ナウシカ冒頭の火の七日間の巨神兵が並んで歩くあの映像を特撮で見られますよ.震えますよ.怖かったなぁ.何が怖いって,巨神兵東京に現れましたって時に,皆,逃げもせずにパチパチ携帯でカメラ撮ってて,その後の突然の惨状で,ああ,人が居たのにって思ったんですよ.
で,その作品の後にどうやって撮ったのかという展示が続いてて面白かった.なんだろうなぁ,CGが表せないぬめり感なのかなぁ.
結局,11時に入って4時間ぐらいいた.出てきたときには列が出来てた.
大変面白いので,本多猪四郎とか円谷英二とかいう名前を聞いて滾る人は是非行くべき.会期は10月8日までなのでまだまだ大丈夫.