ダーツカードを作った
10月最初の週にTwitterのフォロワーさんにダーツに連れて行ってもらい,「1ゲーム100円でこれだけ遊べるなんて安上がりじゃないか」と気に入って(基本ケチ.そして1ゲーム100円だけで済む所はあんまり無いと後で気づく),スパークのアフターでもっかいやった後,富山でも行くといいよーと言われた.それで,思い切って富山のダーツバーに入り,土曜に一人で黙々と投げてたら,
- 店員さん
- 練習ね.R8中にトリプルの輪っかの内側から1回でも外したら帰ったらダメ
- Sousui
- ええ?!
外すたびに「バカヤロー!下にいっとるやないかい!」とか「俺,先に帰るから~」とかからかわれながら5回目ぐらいで成功しました.んで,
- 店員さん
- とっととマイダーツ買ってきた方が上達早いよ.
- Sousui
- どこで売ってるんですか.
- 店員さん
- バンビ(=おもちゃ屋)にたくさんあるって.
バンビ!懐かしい.中央通りから無くなってからとんと縁が無いよ.あそこでよくダイス買ったんだよなぁ.
ってことで,その足で素直にダーツ見に行ってみたのですが,分からん.フライトとバレルとシャフトとチップを買えばいいというのは分かるんだけど,どれを買えばいいのかさっぱり分からず.結局,ネット見てS-DARTSというお店の超初心者セットというのをポチりました.
んでですね,こんだフォロワーさんがダーツカード買って楽しそうだったので,欲しくなっちゃったんですね.うん.というか,自作したくなったんですよ.けっこうネットには作り方が書いてあります.「フライトマニア」の「ダーツライブカードをカスタマイズ!」というページが分かりやすかったな.んで,他の情報もちょろちょろ集めてみると,最初に絵柄を削るのは「元の柄が透けないようにするため」と,「後でフィルム貼る分厚くなるからその分を削っておく」ってことみたい.ところで今まで遊んでみたゲームのメニュー画面見るに,ダブルスっていうのをする時にカードを2枚重ねて挿すみたい→ダブルスしなきゃ(削んなくても)貼るだけでよくね?ICチップみたいだし,2枚差しで読むってことはフィルムラベル貼ったぐらいでも読み込み支障なくね?(つまり,削るのめんどい)
ちょうど最近,親がPCとインクジェットプリンタ(WiFi機能付き,楽ちん万歳!)を買い換えてたのと,家電量販店にフィルムラベル売ってたので,これもなんかの縁だろうと思って,えいやっとダーツライブカードを買ってみた.そして試しにスロットに入れてみたら,自分の行くお店の機械だとスコンッと落ちるだけだったから(そりゃ2枚させるようになってるんだから当たり前だ),ちょっとラベル貼ったぐらいで剥げ落ちたフィルムが機械に残って困るってことも無さそうだった.自作計画始動 .
まずデザイン.
売っているフィルムラベルのシートはA4で,貼ってからカードに合わせて要らない縁をカッターで切り取るから大きめに作る.カードはだいたい54mm×86mmなので,A4で9面取れるように70mm×99mmの中にカードサイズのガイド(画像だと水色の線)を引いて,中をデザインする.印刷不可能領域の事考えてなかった事に後で気づいたけど,どうせ余白になるし,気にしない事にした.
貼る位置がシビアになるのでぎりぎりにはでざいんしないことにし,2mmほど内側にしたけど,もうちょっと余白サイズは合った方がいいと思う.
あと,カードサイズに貼る時に位置合わせの線が無いと辛いなと思ったので,カードよりちょっと大きいサイズの四角を描いておく(画像だと灰色の線).これもカードより2mm大きく取ったのだけど,もっと取ってあった方がカッターで不要部分を切り抜くのが楽だったように思う.
デザインができたら,これをA4サイズ9面に面付け.
後で思いましたが,これ,A-oneのラベル屋さんみたいなソフト使ったら楽だったと思う.具体的には,
- A-oneでラベル用紙を検索してA4用紙に9面の用紙を探す.たとえば「51584 POP REVOLUTION POPカード」というのが見つかる.(これ,生産終了しているけど,印刷データ作るだけなので,ラベル屋さんにデータがあればいい)
- その用紙の1片のサイズでカードデザイン.上記の用紙だと,一片サイズは63mm×92mm.
- デザイン後,ラベル屋さんで読み込めるJPEG or GIF or PNG or BMPで書き出す.
- ラベル屋さんで51584の用紙を指定し,書き出した画像を全面に配置→印刷.
ラベル屋さん,web版もあってインストールしなくていいからけっこういい方法だと思う.
データができたのでフィルムラベルに印刷します.
自分は,「インクジェットプリンタ」「下地が見えないヤツ」「トップコート買ってきても他に使うアテが無い=保護ラベルもセットになったヤツ」という条件から,「A-oneの品番28875 手作りステッカー:下地が透けないタイプ 印刷用ホワイトフィルムラベル+保護用透明フィルムラベル:A4判 ノーカット」を選びました.
印刷用の光沢のある白い用紙に印刷したら,上の保護用透明フィルムラベルを気泡が入らないように貼っていきます.って,思いっきり気泡入れて3枚ダメにしましたけどね.ふははははは,なぜ複数枚印刷したかと言えば,このこと有るを予想したからだ!最終的に1枚生き残れば良かろうなのだ!生き残れ1枚!
保護フィルムを貼った状態.この段階で透明フィルムが2,3mmずれてたんだけど,どうせ切り落とす部分だから,その辺は気楽.
良さそうな1片を選んで,灰色の補助線よりも大きめにカットし,位置を合わせてカードを置いて,要らない部分をカッターで切り取ります.シールは一度にははがさず,カードの内側1cmぐらいに剥離紙だけはがれるようにカッターをすーっと入れて,まずはカードの端を貼ってから,後で全面をはがしてます.
ここが一番難しかった.結局,補助線引いてあるのは表だけど,最終的には裏面からカードを置いてカットしなければならないから.折り目つけたりして目安にしたけど,ちょっと斜めになってしまった.これは裁縫か工作でやるみたいに,表からカードを置いて,カッターでぶすっと裏面まで刺して見当になる穴を開け,裏面に改めてさしで線を引いてからカードを置いた方が良かったかもしれない.
できあがり.
作っといてなんですが,よっぽどうまくしないと透明保護フィルムが綺麗にぴったりならないので,手作り感満載になります.その点はトップコートをスプレーする方がやっぱりいいのかな.強度的にどっちが上かは分かりませんが.あと,カッターも奇麗に入れないと残念なできあがりになります.
でも,せっかくだしダーツ屋みたいな暗いとこならあんま気にならないからしばらくこれで行きます.(基本,大雑把な人間です)
どのカードスロットでも使えるものか,ダブルスができるかは不明です.普通には使えてます.