紅茶染めをしてみた

何年か前に白いカーデガンが欲しくなって買ったんだけど,白の宿命で薄汚れてきた.で,一昨年だったか,「コーヒーとか紅茶とかタマネギの皮とか,染めるのは案外簡単だよ」という話を聞いて,そのうち染めようと思っていたところ,やっと染めることにしました.うす.

染める白いカーディガン.

写真だと分からないけど,微妙にシミが付いているのである.

染める前に,検索して染め方を調べたが,案外,細部は違っている.なんとなくまとめると,「染める液は濃く作れ」「染める前に布は濡らしておけ」「媒染剤が必要」「毛は液の温度が違うと縮む」というところがポイントかな,と.むかで屋日常番外編 紅茶染めに挑戦しました(むかで屋日常)珈琲体験隊がゆく 「珈琲染めに挑戦!」の巻(UCC:珈琲コラム)を参考にやってみた.

まずは,染液を作る.最初,インスタントコーヒーで染めるつもりだったんだけど,瓶1本分ぐらい必要なんじゃないかという事実に恐れをなして,ティーバッグにしてみた.

染液作るのに1リットルにつき6個入れたと書いてあったので,カーデガンだし2リットルは要るかなと思って12個いれるつもりだったんだけど,家にあったティーバッグがちょうど12個で,使い尽くすのはもったいない気がしてきて9個にけちった.既にしてうまくいかない気がする.

その間にカーデガンを濡らす.乾いていると染めムラができやすいからだそうな.毛は染液との温度差が激しいと縮むというのでぬるま湯で.

染液の具合を見る.ぐつぐつすること20分.それなりにどす黒くなった気がする.しめしめ.

冷まして50度切った頃にカーデガン投入.てぃ!うわー、投入しちゃったー!しちゃったけど、もしかして染液足りなくないか?!

入れちゃった物は仕方が無いので,せめて全体に行き渡るように菜箸で動かしてみる.

媒染剤をは今回ミョウバン.1リットルにつき小さじ1杯という.染液2リットルで,布が泳ぐには足りなかったので4リットル作ることにして,4杯.実はドラッグストアで買ったんだけど,100gのしか無く,余りをどうして良いか分からない.

溶けにくいというので,先にポットのお湯で溶かしてから,大きなたらいにぬるま湯を張って入れてみる.

悲報:ミョウバンが溶けない.

ふてくされて風呂に1時間ほど入って,後で考えることにする.風呂からあがってきたところ.

朗報:ミョウバン溶けた気がする.

喜んで,染液からカーデガンを引き上げてミョウバン水に投入.特に色が変わるわけでもなく,どれぐらい浸けておけばいいのかも分からない.

なんとなく手でかき混ぜて,もう一度染液へ.こういうことはだいたい慌てると上手くいかないので,タイマー掛けて20分.

そして,もっかい媒染液に入れて20分.見た感じはムラも無く上手くいっている気がする.

後は,媒染液から引き上げて,紅茶の色が出なくなるまで水洗い.5回ぐらい水替えたらあらかた色が出てこなくなった.

水がぽたぽたしたままだと干せないので,洗濯機のソフトコースで1分脱水掛けてみた.うむ,なんか微妙にムラがある気がするけど,やっちゃったものはしょうがない.一晩乾かしてみる.

うまく染まったようだ.よーく見るとムラになってるかなあという部分もあるけど,本当によく見ないと分からないからこれでいいや.

日時: 2016年5月 7日 | 雑記 |

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