時計じかけのオレンジ A Clockwork Orange

ファボーレ富山の改装が終わって,やっと映画館が再開したので行ってきた1発目.(本当は『スティング』と『砂の器』も観たかった......)

暴力描写満載な映画だとは聞いていたから観るのを躊躇ったものの,有名なポスターヴィジュアルが気になっていたから,好奇心で観に行ってしまった.

スラングなのか何なのか,字幕が何言ってるか分からない(わざわざ下線が引いてある単語がある).そして,見始めてすぐに出て行こうかと思ったほど暴力とセックス描写が酷い.でも,座席の両端に人が座ってたから,出ることもできずに凝と我慢の子.主人公アレックスとそのグループとか対抗グループとかが一番酷いんだけど,でも,周囲の人も何か気持ち悪い.アレックスの監察官(保護司みたいなものか?)とか.

このままこの調子なのかなあと思っていたら,主人公が捕まった辺りから俄然展開がまったく読めなくなって,最後まで観てしまった.

「治療」を観てると,悪人は誰で暴力とは何かが境目が曖昧模糊としてくる.「治療」のお披露目の場面で,唯一まともな意見を述べたのは牧師だけだったな.

その後は,ひたすらしっぺ返しが待っているんだけど,アレックスの所行が酷すぎるので,アレックスを「可哀想」に位置付けて安寧に辿り着かせるのは絶対に嫌だとずっと思って観てた.だいたい,え?14年にしかならないの?と思ってたし.風呂で歌い出した時、「コイツはバカなのか」と思ったね.

最後の表情がね,もう,狂ってる.愛想を振りまいて撮影されつつ,最後の目つきが狂ってる.

ところでですね,映画『雨に唄えば』は私のオールタイムベストなんですよ.主人公は交響曲第9番に変な意味づけされちゃったけど,同じことをされた気分.エンディングで流れるのは,まさにジーン・ケリー氏の歌ったオリジナルサントラ版で,それを聴きながらなんとも複雑な気分になってしまった.

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日時: 2019年10月20日 | 感想 > TV/映画 |

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