2001/2/3

プレイヤーが風邪をひいてて辛いけど,ヤマトは出発するのでした.

アステロイドを出てワープ.あちこちに敵がうろついているのは覚悟の上だ.

進路上にあるクルス星系にはこの宙域最後のカプセルがあるはずだ.ドメルとの決戦前にぜひ見つけておきたいところだ.1つだけある惑星にとりあえず行ってみるが,惑星にはカプセルは無い.ついでに資源も無い.真田さん曰く,惑星軌道上にあるかも,とのこと.敵がいるがしょうがない,周ってみるか.4回戦闘が起き,操作ミスで古代と加藤の経験値がスズメの涙ほどになる悲劇もあったが,雪・島がレベルアップした.島など,HP がとうとう200を越えてしまった.しかしである.カプセルが見つからん.もしかしてカプセルのほうも動いているんじゃねーか?という想像が頭をよぎる.そうこうしているうちに地球出発から72日目.レーダーに映っている範囲から外れた場所,恒星クルスから見て8時の方向の第1惑星軌道上で発見.レーダー範囲外だなんて分からんて.中身はレーザー光の増幅用フィルターと臨界反射鏡で,対空機銃の攻撃力がアップした.…対空機銃も使ってないんだよなぁ.敵の艦載機はブラックタイガーに任せてるし,主砲がたまに当たれば1発で落とせるものを対空機銃でチマチマやる気になれないんだよなぁ.うう,タイムロスが痛い.

ワープで先を急ぐ.七色星団にたどり着いたのは地球出発から73日目.

ガミラス側デモ.すごいや,いろんな色の三段空母が居る.時空転送装置?ドメラーズ3?なんですか?

と思っていたら,ヤマトはいきなり敵戦闘機に囲まれた.敵が短距離ワープで転送されてくるのだ.そうか,これがいわゆるドメル戦法か.TVシリーズ2で南部が思いっきりデスラー戦法って言ってたけどな.迎撃のためにブラックタイガー隊を出したら,いつもと違って戦闘前に加藤が2番機に呼びかける.そう,2番機に乗っているのは山本なのだ.いたんか,山本!山本は加藤のことを「加藤さん」と呼んでいる.なんか優しげな印象だなぁ.イメージと違うなぁ.それはそれでいいんだけど.まぁ,こうなってみると攻撃力の上がった対空機銃がありがたいかな,といつもと違って第一主砲・第三主砲・左右対空機銃で応戦しつつ,ヤマトはひたすら戦艦を追いかける.古代と加藤がレベルアップ.

さらに,休む間もなく3回ばかし爆撃機が来る.さらに,赤い大き目の爆撃機がヤマト艦首にミサイルを撃ちこんだ.波動砲の隔壁が壊れ,なおもヤマト内部に潜り込むドリルミサイル(真田さん,勝手に命名).ドリルミサイルの内部に侵入してドリルを逆回転させるしかない.

真田
アナライザー,今動けるのは俺とお前だけだ!行くぞ!

ウソや!戦闘中に持ち場を離れられる真田さんではないでしょう!誰がヤマト直すと思ってるんですか!艦載機と島の腕に賭けるというのですか?!

プレイヤーの抗議むなしく工作兵2人の白兵戦.時間は5分.抗議はしたけど,真田さんとアナライザーのコンビってなんか好きなんだよなー.いつもは工作兵2人も要らんからこういう組み合わせになる事は無いので,なかなか楽しい.でも,工作兵って武器も持ってないしなぁ.そりゃミサイルの中に敵がいるとは思えないけど,すごく心配.

白兵戦始まってすぐにヤマトの外の戦況を見て指示を出そうと画面を切り替えた――PSが固まった.

――ロード.

えーんすけどね,白兵戦前にセーブしてるし.と気を取りなおしてやり直し.今度はうまく外への指示も出せ,やれやれと白兵戦のほうに切り替えて4部屋目にぐらいに行こうとしたらまたもフリーズ.…今度の敵はフリーズなのかもしれん.うちの PS 調子がいいほうでめったにフリーズだの読みこみエラーだのしないんだけどなぁ.あんまり一度にいろんな処理をさせるといかんのかもしれん,と外の戦況は運を天に任せて放っておくか.

やり直してしばらく.いろいろとしかけがある.爆破したりレバー下げたりしたが,トラップがあって向こうに行けん.突撃しかないのか? Go!

真田さん,科学に負けました.

その後,いろいろと試行錯誤して(その間に,Game Over になること3回),やっと分かった.トラップのスイッチはトラップのすぐ手前にあり,ここで1人が操作のために残らなくちゃならん.トラップを抜けた先に敵がいる.この敵はトラップにはめて倒さなければならない.工作兵は武器を持ってないからな.銃ぐらい持って行ってください,真田さん!

つまりこうだ.スイッチ係,囮係に分かれる.真田さんはたぶんヤマトに戻ったとたん修理をしなければならないだろうから,囮にはアナライザーが良いと思う.スイッチ係がスイッチの前に立ち,トラップのスイッチをオフにする.囮係は先に進み,敵を発見したとたん,トラップより前に駆け戻る.すばやくスイッチの係に操作を切り替え,敵がトラップのあたりを越えてくる前にトラップのスイッチから離れて(トラップが作動する),敵をトラップにかける.操作が煩雑でとろい私には難しかったが,どうにかこうにか残り2分32秒で中枢に到達.ふぅ.ミサイルからの脱出時にちょっぴりムービーが入る.アナライザー,役に立つなぁ.

白兵戦が終わって見てみたら,思ったとおりヤマトが半壊している.おめぇらちゃんと応戦しろや.いちいち命令をくださんと敵を攻撃せんのか,艦載機.いちいち命令をくださんと修理もせんのか,工場班.ったく,こんなこともあろうかと思って真田さんにはダメージがないようにしてたんだ.さっそく修理してください.

工場班が死に物狂いでヤマトを直している間にどうにかこうにか残る敵を撃退し,真田さん,機関長,南部がレベルアップした.

ドメル
我々には最後の武器が残っている…デスラー総統への忠誠心という武器がな!!

なんとなく,悪い予感.…やっぱ,特攻だ〜!うろたえまくるゲール(とプレイヤー).うわー,空母ばっかやん.

南部
まさか敵は特攻をしかける気じゃあ

そのまさかなのだよ,南部君.しかも,レーダーきかないエリアだから有視界で避けなくちゃならん.機銃の自動砲撃を解除し,後方武器の第三主砲,第二副砲,煙突ミサイルに自動砲撃を設定し,ともかく逃げる.艦載機を頼りにしはするものの,やはり破壊力不足は否めない.ちょっと危険だが,主砲の範囲まで敵を近づけ,どうにかこうにか3隻の特攻空母を撃退した.

雪が,これが最後の敵だったようねと宣言し,第一艦橋にほっとした空気が流れたとき,真田さんが「何か重要な事を忘れているような気がするんだ….」と言いだす.とたんにヤマトに衝撃がはしる.第三艦橋に何かがはりついている.

真田
そうだ!敵には近距離を正確にワープする装置があったんだ!
どういうことです?
真田
そのワープ装置を積んだ艦がもう1隻あるはずだったんだ!そんな高性能なワープ装置を持っているのに,あんな派手な特攻など必要だと思うか?!

た,たしかに忘れていました.そういえば,後々もこの戦法はガミラスしか使わない.まさに科学大国の面目躍如.

って,感心してる場合じゃないよ.海兵部隊に侵入された.機関部か艦橋にもぐりこまれたら最後だ.

相原
各員に通達.敵は強力な海兵隊だと思われる!全力で阻止に向かわれたし!

ちょ,ちょっと待って.白兵戦すかー.加藤も古代も外だよあんた!工作兵は必要無いよな,多分.そこで島・雪・相原・南部・太田・コスモガン兵という異例の組み合わせ.

最初,わーっと敵が展開するので怯えたけれど,時間制限は無いし,最初からマップが分かっているので,変なとこ(機関部に通じる道とか)開けなきゃどうにかなるでしょう.敵を撃退したところで下部にはりついているドメルから通信.

ドメル
(前略)あなたの,そしてヤマトの全クルーの勇気と決断と知恵に,心から敬意を表します.
沖田
(前略)もうこれ以上の犠牲を出すことは望まん….頼む,我々をイスカンダルまで行かせてくれ!
ドメル
(前略)それはできぬ!(中略)あなたが地球を救うために戦っているように,私もガミラスの命運をかけて戦っているのだ!(中略)最後に…あなたのような勇士と会えて光栄に思っている!!…ガミラス星並び地球の未来に栄光あれ!!

そうだ,彼は言ったのだ.「ガミラスの」ではなく,「ガミラス星並びに地球の」と.このままの関係では無理な話であることは分かっていながら,それでも彼はそう言ってくれたのだ.直後,この立派な武人は自爆して果ててしまった.ヤマトも被害多数で沈んで無いのが不思議なくらいの状態になってしまう.…真田さんの仕事がぁ…

沖田
わしは当初,ガミラス人は皆悪魔のようなヤツばかりだと思っておった.(中略)だが,ガミラスもわしらとなんら変わらん.(中略)ガミラスから見れば,ヤマトこそ,彼らの家族を奪い去る悪魔の船なのかもしれん….

ヤマトの状態確認.被害状況:艦体90%,波動エンジン70%,艦載機射出出口80%,底部魚雷左右ともに100%.なんてこったい.まずは艦体とエンジンをどうにかせんと.白兵戦もあったから HP が減ってる人も多いし.島・古代・加藤・機関長・アナライザーを個室に移動(真田さんが休めるのはまだ先の話だ),太田を操舵席にむかえ,自動砲撃用のエネルギーが足らんため解除を余儀なくされながらも,よれよれのヤマトは出発した.地球出発から74日目のことだった.

動き出してまもなく,14人を割り振った波動エンジンが修理完了.50人で直している艦体も50%までになった.相変わらず仕事速いね,工場班.ありがたくワープすることにする.島も徳川さんも回復しきってないけど,彼らはめったに HP が減らん部署だから治しやすいしね.うまいことゴールに到達.やっとこの宙域を抜けた.

シナリオ:遥かなる星

大マゼラン星雲.ついに来た!

えーと,恒星が3つあり,サンザーがどれだか分からん.さらには敵がいる.

こんなとこにもガミラスがいるのか

うーん,いるのが当然なのではあるが,ヤマトクルーはそんなこと知らないのだ.回復しながらボツボツ行かなくちゃならんのかと思ったら,スターシアさんより入電.航路図を送ってくれた.サンザーはこの宙域の一番奥だ.みんなで作戦会議してるんだけど,若いスタッフばかりなんでなかなか活気があって面白い.古代が相原に航路図を出すように言うと相原が「ホイきた!」と返事したり.で,サンザーに行く途中に惑星みたいなものがある.…ってガミラス?いや,ガミラス軍の工場要塞やって.ここを通らんと行けんもんなぁ.

古代
くそ,ガミラスめ!この星系まで侵略を手を伸ばしてきてるのか?!

ちゃうんだよなー.

イスカンダルまで地球の二の舞になっちまうぜ!

ちゃうんだよなー.よく考えたら,スターシアって一番大事な事を言ってないよね.やっぱお主も悪よのぅ.イスカンダル到着までの期限は200日,だそうです.

改めて地図を見るとうーわ,やっぱ敵がいっぱいおるわ.ここにはカプセルないんかなぁ…もうここまで来たんやし.カプセル探しはやめて直行するか.

とりあえずメシ食ってこよう…

(ムシャムシャ………ふぅ)

疲れた.病人には食事も体力消耗する気がする.

エンジン直して敵と遭遇覚悟でワープ敢行.もうこの頃になるとヤマトはほとんど直っている.さすが工場班.敵と遭遇するが,この戦闘中にクルーの HP も一気に回復(真田さんを治せないのはしょうがない).

敵はまだチョロチョロ周りにいるけど,いまの1戦で道が開けたので,ワープ!果敢に進んだその先に,何コレ.バイヤーがあるじゃないか!真田さん曰く「こんなものに触れでもしたらあっという間に粉々に分解してしまうぞ」とのこと.どうやら,このバリヤーは左右にある恒星からエネルギーを得ているらしい.バリヤー発生装置を破壊するため寄り道必須になった.右がライネック星系,左がアルミナート星系だそうだ.んー,アルミナートに行ってみるか.

敵がバリヤー直前に現れたから,一暴れ必至かと思われたが,進路をさえぎってはこなかったので戦闘はせずにアルミナートに到達した.真田さんがバリヤー発生装置があるとしたらもっと内惑星寄りだというので,そっちに行く.惑星が怪しいかな,アステロイドかな,と思いながら第1惑星に行ってみると,この惑星の地表にたくさんのカプセルの反応がある.どうやらガミラスが打ち落としたカプセルを集積していた模様.そこに,惑星から敵反応.ふ,もはやみな回復してるぜ!となめてかかった戦闘だったが,こっちの砲撃は当たりにくく,向こうの攻撃力が高かったのでヤマトは何度も半壊状態に陥った.どうにか敵を退け,久々に着陸.1日かけてヤマトの修理とカプセル回収を終えた.カプセルの中身は工作用機械の部品や図面だそうで,生産スピードが速くなるそうです.…今でも十分速い.食料も入っていたので太田が大喜び.

太田
昔から意思は強いほうなんですが,そればっかりはダメなんですよ.何十回もトライしたんですけど…
古代
それを意志が弱いって言うんだよ

ナイスツッコミだ,古代.

ヤマトが再び宇宙に舞い上がってからマップを見る.邪魔だったので2マス分の敵を波動砲で蹴散らす.その後,敵と1度遭遇しつつうろついてみたのだが,バリヤー発生装置は見つからず.第三惑星に行ってみたらまた敵.うーん,どこなんだろうと思いながら撃破したら相原がレベルアップした.

どうにも見つからないので,ライネック星系のほうへ行ってみる事にする.惑星をめぐり,第二惑星でコスモナイトを発見し,ヤマトの防御力がアップしたのは嬉しいのだが(またこのために1日経った),バリヤー発生装置は見つからない.これは何でもないところを漂っているのかもしれん.ウロウロしていて敵とまた遭遇,これを撃破してからやっと発見.恒星ライネックから見て10時方向の第二惑星軌道上にあった.首尾部隊が居たが,なんなく撃破し,やっとバリヤーを無効化した.地球出発から82日目だった.うーん,ずいぶんロスがあったなぁ.

ライネック星系にいる敵を振りきって工場要塞へと向かう.果たして,工場要塞には護衛部隊が展開していた.

プレイヤー消耗につき,ここでやめる.

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