Burton-on-the-Water.コッツウォルズガイドには必ず名がある村だ.その名の通り,村の真ん中に川が流れている.Windrush 川というらしい.それほど大きな川ではなく,やわらかなせせらぎである.
Bourton-on-the-Waterの道で 実はこの馬,日常的に使ってたりして… |
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お奨めのパブがあるというガイドさんにゾロゾロとくっついていって,The Old New Inn というところでお昼を食べた.また1皿をシェア.そして,やはり気分が悪くなった.うまいソーセージだったんだけど.ここはいわゆる中世のInn.そう,上が泊まるとこで下が Pub という形式.テーブルトーカーだった僕としてはちょっぴりニヤリとしてしまう.2人で£13.5.高いよなぁ.こんなもんなのかなぁ.どこ行ってもたいていこれぐらい取られる.
どこ行っても still を頼んでたけど,どこの still もたいしておいしくない.もっとも,水飲んでさえ気持ち悪くなってたからなぁ.
食べ終わったのが13時10分ごろで,集合が13時半だからたいして見て回れない.にもかかわらず tosch がまた絵葉書にひっかかっていた.まあ,僕も1枚買ったけどさ.近くでは馬を楽しめるらしい.
Windrush川 Bourton-on-the-Waterを貫く川.左側にいるつがいの鴨に近づこうとしたんだけど… |
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でも,やっぱりメインは川だな.バンらしき鳥はいるし,カモは芝生で無防備に寝てるし.でもね,無防備そうだったからさわれないかと2羽並んで寝ていたつがいに近づいてみたところ,3〜5m まで近づいたところでオスが顔を上げてグワグワ言い出した.ちゃんと気づいてるものなんだね.
もう1つちょっとした感動は本物のスコッチテリアを見たことだね.写真では見たことあったけど,動いてるのを目の当たりにしたのは初めてだった.真っ黒くて思ってたよりは大きかった.静かなもので,唸り声ひとつたてない.手を伸ばすとちょっとだけにおいをかいでたけど,それだけ.なめることもしない.尻尾も振らない.飼い主のおじさんが「あんまり人懐っこくないんだ.日本人が好きじゃないのかも」とか言うようなことを行っていた.…実は失礼なことを言われたのか? でも,聞き取りに自信がなかったし,他人の犬に許可なくてを伸ばしていいのかどうかもよく分からないから判断は保留.
梅? |
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きれいな梅っぽい花が咲いていた.こんな時期に咲いているとは,やっぱり,北海道よりは暖かいんだろうな.降ってたのも雨だし.
集合場所で他の人を待っている間,ガイドさんに素敵なセーターですねと言われた.着てたのはどっかの編みこみ模様のセーターだったから目を引いたのだろう.ガイドさん,編物は好きだけど最近は時間がなくて,だそうだ.大変だろうなぁ,ガイドって.言うこと聞いてくれない客もいるだろうしさ.
ここだったか,次の村だったかがウィリアム・モリスが関係してる村だそうだ.僕はウィリアム・モリスなんて何した人か知らないけど,tosch は知っていた.さすがだね.花や草木の模様の壁紙で有名なのだそうだ.
Stow-on-the-Wold や Snowhill,Chipping Nowton は名前だけ聞いて行かず.古い言葉で Chipping は市場の意,-ton は町の意であり,Nowton とはおそらく北の町という意味だとのこと.
お次はBroadwayへ.