素人探偵物

私は何かの捜査をしているらしい.

といって,警察ではなかったので,素人探偵か?(そういえば,夢にしては珍しく私自身だった)

その一環で,ちょっとやくざっぽいおっちゃんに話を聞こうと,バーだかクラブだか(正確にはよく分からない)に行った.ヤクザといっても,手当たり次第に暴力をふるう類の人ではなく,昔気質のヤクザらしい.話を聞きたい旨を告げると,ニヤッと笑い,いいだろう,と言う.

そこで,場所を変えるべくマンション(多分,私が住んでいるところだ)へ.

階段を上っているところでおじさんとはぐれた.

おかしいと思い,きょろきょろと探していたら,別な中年男性に会った.パッとしない外見,一見大人しそうな感じの人物.

だが,なんとなく,何か気が触れているような感じを覚えて,「危ない」と直感した.

やや,足早に離れようとすると,ついてくる.

「まずい」

近くにヤクザのおっちゃんがいるはずだと思って,「助けて」と叫びながら走った.(今考えると,ヤクザに助け求めるってどうよ)

すると,相手も走ってくる.

何度も「助けて」と繰り返しながら,誰もいないひんやりとした廊下を走る.

足音が響く.

誰も来ない.

相手がいよいよ近づくと,恐怖のためか,「助けて」と言いたいのに声が出てこない.

振り返ると,男は紙袋からハンマーを取り出して,投げつけてきた.

それは辛うじて私を逸れていった.


というところで起きてしまったので,その後,どうなったか分からない.

恐すぎると声が出せないものだなあと思った.

しかし,まるで2時間ドラマである.

日時: 2006年4月 5日 | 雑記 > こんな夢を見た |

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