Author's Note
クリスマスは気苦労とともに




クリスマスのMIDIを気まぐれでダウンロードしました。ちょうどそのころソフト音源をインストールしたので、それを試す意味もあってつらつらと聴いていました。そうしたらこの話がふと思い付いたのです。

ちょうど、ビリーの誕生日だし、クリスマスめがけて書いてみようかなぁ、と思ってはいたんですが、そんなとき、チャットにてMKさんと群青さんとでこんな話になりました。

mkkjn Sousuiさん、もうすぐビリーと影二の誕生日ですよ、何かしないんですか?
Sousui (しまった、影二も誕生日だったか)ええ?! ビリーの方は何かしようとは思ってるんだけど。
群青 じゃ、僕がロバート補完するからさ。

待ってくれー、影二の話なんて思い付かないよぅ。

でも、その後、思い付いちゃったんだな。で、群青さんにメール。「どうにかなりそうだから2人でやらない?」それが23日ぐらいだったんではなかろうか。
そのとき思い付いていれば良かったのだ、自分がいかに書くのが遅いのかを。
25日当日の朝、僕は半分しか書けていなかった。しかも影二の話は書き出してもいなかった。でも、午前中のうちにどうにかこの話は書きあがったのだ。
(影二の話がどうなったかは「蒼く明るく影はゆれ」を参照)

公開したところ、なぜか、「ギルバート・ロックウェル氏がイカす」という感想をたくさんもらった。あれ? ビリーは?


ビリーは絶対兄馬鹿だと思う。もう、リリーちゃんの事は目に入れても痛くないってほど可愛がってて、「ああ、なんだってリリーはこんなに可愛いんだろう。実の妹でなければ・・・」とか思ってると思う。(まずいって、それ)

さて、ビリーはギースの事を「あんた」扱いしてますが、ちゃんと餓狼伝説SPECIALではそう呼んでます。あしからず。


ギースは実際のとこはこんなに優しくないと思う。僕がこの話を「甘い」というのはただただその一点がひっかかるからである。

複雑なんですよ。ギースは悪の権化であって欲しいと思うと気持ちと、ちょっとしたところで優しさを見せて欲しいという気持ちとがせめぎあってて。


[Home] [SNK SPECIAL] [書架 -presented by 淙穂-]
[クリスマスは気苦労とともに]