断崖絶壁を渡る

底さえ見えぬほどの崖がある.幅はけっこうある。

飛び石のように足場があって(つまり,波形にカットされたスポンジの表面みたいな地形なんだろう),渡れるようになっている.

なっているのだが,渡り方が普通じゃない.

足場は人一人が立てるほどしかない.そして,そこには「渡す人」が立っているのだ.

で,渡る人はどうするかというと――いや,渡る人は何もしない.「渡す人」が「渡る人」を抱えて,次の「渡す人」に投げ渡すのである.前から投げられる人を抱えて後ろにいる次の人に放り投げる「渡す人」.しかも,バランスを崩したとしても足を踏み換えることができるような広さは無いのである.

しかも,最後の「渡す人」はなぜか後ろにバケツに入った青い水をバシャーンと撒き散らすだけなのである.

渡れてないやん.しかも,その水に何の意味が!

夢の中の私が断固渡るのを拒否したのも分かってもらえると思う.

日時: 2006年7月31日 | 雑記 > こんな夢を見た |

コメント (2)

サーカスですね~、綱渡りより危険なような
でも最後のバケツでなんで青い水ってなんだろう・・・
なにかの暗示だったり^^;

寝ている時は怖さが先に立って水をぶちまけることに何も思わなかったんですが,起きてよく考えて「そのオチは何だ~!?」と思いました.

コメントを投稿

(空欄でもかまいません)

(メールアドレスは管理人に通知されますが,Web上には表示されません)

Powered by Movable Type