目が良くなったと言うより悪くならなかった
先月,眼鏡を割りまして.
普段かけてないものだからめんどくさくてそのまま打ち捨てておいたのですが,初めて通る道をドライブするときなどはあると便利なもので(注:眼鏡限定は無い),重い腰をあげて眼鏡屋に行って参りました.
「うちで作られるのは今回がはじめてで?」
「いえ,あのー,10年ぐらい前に一度……」
「その眼鏡はもうお持ちでないですよね?」
「あ,いや,その眼鏡をこないだ割りまして,それで……」
「それはどうも長い間使っていただいてありがとうございます」
ああいうところは顧客リストをずーっと持っているものなのだな.10年前に作ったときのデータがそのまま残っていた.
その後,いろいろと目の検査をしたのだが,いろいろと測られて面白かった.
「普段,眼鏡はおかけになってない?」
「ええ,前に作ったときに『すぐ度が進むから強めに作っておきます』と言われたんですけど,掛けると気持ち悪くなるもので,結局,あんまり掛けてなかったんです」
「ああ.前のはちょっと強すぎるみたいですね.今回は右目を一段階,左眼を二段階弱くしておきます」
一般に,眼鏡と言うものは新調するたびに度が強くなるものだと思っておったよ.
で,手元に新しい眼鏡が来たんだが.
やっぱ掛けるとどうも気持ち悪くなる気がする.慣れていないからだろうが.おそらく,この眼鏡も常用はすまい.日常生活には困っていないから.