『ジョジョの奇妙な冒険』をベースにした小説(ファンフィクション)です.
ジョジョ魂とは何かを一言で言うと――う〜ん,メールでやる対戦かな.プレイヤー2人は自分が動かすジョジョの登場人物を決め,マッチメーカーが状況説明の小説を書き,さらにプレイヤーはそれを元に行動を決め……ということを繰り返します.(詳しいことは『双方向対戦小説ジョジョ魂』を見てください)
私は,「間池」というハンドルでマッチメークを3試合しました(助っ人をやったのがもう少しあります).以下にその小説部分だけを再録します.
再録にあたって,若干,修正していますが,話の展開は変りません.
初マッチメーク.気合い入れて仕掛け・伏線張りまくった代物で,構成は一番気に入っている(YBさんに言われて気づいたが,私は「ミスディレクション」というヤツが好きなようだ).しかし,楽しかったのはマッチメーカーだけかもしれない.
前回で伏線張ってもプレイヤーはつまんないのかと反省し,仕掛けを作るのはやめた……つもりだったのだが,最初のソースを見て,結局趣味に走って(=伏線張り)しまった.後に第3回マッチメーク時にプレイヤーのめろへそさんに言われて気づいたが,無意識に大量虐殺していた.言い訳させてもらうと,エンヤ婆の動かしていた人たちって,死ぬときの描写がないもんだから,あんまり死なせた気がなかったのである.……我ながらあんまりいいわけになってないような気がする.
今度こそシンプルにと思ったので,伏線は張っていない.が,プレイヤーのために伏線を張るのをやめたはずなのに,ROUND3は自分の興味のままに書いてしまった気がする.これを書くために自衛隊に問い合わせをしたのも今はもう懐かしい.そして,2006年から雪まつり真駒内会場は無くなってしまった.感慨深いものがある.